
キラキラ輝く海があまりにも綺麗で
車を停めて
「綺麗~~綺麗だ~~~~」と
誰もいないから車の窓から大声で海に叫んだ
若くて可愛い女の子なら
ドラマの1シーンになりそうですが
汗でテカテカの仕事終わりのおばさんなので
誰かが見てたら近寄るのを避けたでしょうね
捨て猫の多さを除けば
淡路島は最高にすてきな島なんだけどな~
夏の外猫、地域猫の餌やりは
ありんこや虫が集まってきて困るのではないでしょうか?
にゃんむすは夏の捕獲時には
水を張った器に餌を入れた器を置いていますが
水が多いと器が浮いてしまうし
猫が餌を食べているうちに中の器が動いてしまうと
外側の器と内側の器がくっついて
アリなどが入り込んでしまいます
先日ダイソーで見つけたこのドーナツ型のと
その中心部にちょうどはまる器

ドーナツ型に水を入れて、上に乗せた器にフードを入れれば
猫はお水も飲めるし、器も動かないし浮かないし
餌に虫が入れません

200円で虫問題解消です
先日、去勢手術をしたトラ君
術後、お家に獣医さんから戻った時の写真です

キャリーから出してゲージに入れると
少しふらっとしましたが
まだ手術を終えて数時間だったので
そっとしておきました
その晩は預かりの社長ご家族が
ゲージから出すと元気に走り回り
甘えていたし
ご飯も食べていたそうです
翌朝も普通に見えていたし
朝ごはんも食べていたそうですが
午後には足がふらつき
夜には歩けないほどに

立ち上がる事ができなくて
足をバタバタしていました
ご飯も全く食べず
トイレも出来なくなってしまいました
獣医さんで血液検査、レントゲン検査を
していただいても問題が無く
麻酔が覚めた時には元気だったので
直接の麻酔の副作用では無いでしょうし
麻酔をかけた時の血圧の変化などによる
なんらかの影響があったか
心臓に疾患がある場合
血栓が能や脊椎?脊髄?に飛んだか?
獣医さんも初めての事で首をかしげ
淡路島ではCTもMRIもどの獣医さんも持っていないので
診察をしてくれた獣医さんが
東大阪にある近畿動物医療研修センター付属動物病院に
連れて行ってくださいました
CT検査、MRI検査でかなり時間をかけ
検査してくださいました
脳や脊髄などの血栓の詰まりも無く
結果、全く問題が無かったそうです
原因がわからないと治療が難しいですが

全く歩けなかったのが
少し立ち上がったり歩けたので
あとはオシッコができるようになる事を祈るばかりです
圧迫排尿も出来ない状態で
カテーテルで尿を出すしかありません
とら君がどうかこれ以上悪化しないで
元気になりますように
8月30日
夕食を食べ終えた時
預かりをしてくれている雑貨屋さんから
電話がありました
買い物の帰り道
子猫が山道にいたそうです
場所を聞くと
アビちゃん、ソヨ君ソワ君を保護した場所の近くでした
周りに民家も無く、子猫が捨てられたら
生きていけない場所です
すぐに見に行きましたが
真っ暗な中雑貨屋さんの車が停まっているこの池の周りは
地元の人からも心霊スポットと聞いており
事故で亡くなった方の石碑があります
イノシシも沢山いる場所です
いつもなら、ここで夜暗くなってから
車を降りろと言われても
怖くて降りられないと思います(;´Д`)

幸い、池の横に車を停めるスペースがあるし
片側には歩道もあります
山道のほとんどが
カーブが多く、全く車を停める事ができません
2台ともハザードライト点滅させておきました
インターに続くこの道はトラックも多く
信号が無いのでスピードを出す車が沢山通ります

雑貨屋さんが見つけた時は子猫は道路にいたそうですが
にゃんむすが到着した時は
道路から数メートル入った池のふちにいました
草刈りされた地面があり
そこに座っていました
が・・・・

2匹いる!!
1匹はかなり痩せて風邪をひいているようで
見るからに弱そうな感じ
もう1匹は、その子に比べると元気に見えました
捕獲機から落ちた焼きカツオを
食べ始めたところを
首の皮をつまんで1匹すぐに保護する事ができました
泣けそうになるほど骨が全部浮き上がり
何日も食べていなかったのがわかりました
でも、もう1匹はなかなか捕まらず
捕獲機の向こう側にキャリーに入れた兄弟猫をおとりにしました

お腹が空いていないのか
捕獲機の横を匂いをかいでいたのに
素通りしてしまいます
この子も思い切って首を掴んだのですが
思いのほか暴れて逃げられてしまいました
逃げて行きましたが
また近くまで来た時に虫捕りの網で
捕まえようと足元で座ったところを
「網が小さいから無理かも
失敗したらごめん」と雑貨屋さんに言いながら
振りかざし
網に子猫の体が当たりましたが
逃げられてしまい
かなり警戒して姿を消してしまいました
大きな網は漁港で使った時に忘れてきてしまっていて
車には赤ちゃん猫を側溝などで引き寄せるための
小さな物だけしか乗せていなかったのです
手に残る子猫の感触が
悔しくて、もっと慎重にするべきだったと

子猫は道路の反対側に走っていってしまい
車がその横を通るので
雑貨屋さんと
「ひかれる~、道に出て来んといて~」と叫んでいましたが
トラックが通るその前に
子猫はまた道に飛び出しました
「だめ~~~ひかれる~、何で今飛び出すんよ~
やめて~」と
生きた心地がしませんでした

夜だというのに暑くて暑くて
汗がとまりません
車のエンジンをつけたまま
エアコンをガンガンにきかせて
時々車に入って体を冷やしながら
返信がたまっているメールも打ちながらの捕獲
保護した仔猫がエアコンが効きすぎて寒いだろうと
フリースの毛布を入れました
11時頃まで粘りましたが
逃した子猫は声もしなくなり、気配も消え
保護した子だけを連れて
帰る事にしました

中型の犬も入れられる
大きなキャリーを積んでいたので
今晩はこのキャリーにトイレや給水器を取り付けて
雑貨屋さんの玄関に置かせてもらいました
名前はサンシ君、男の子です
居間がチョビ丸やカステラちゃん
バク、バル、コロン、福太郎のゲージがあるため
玄関にしかキャリーは置けませんが
山に戻せなかった夏姫のゲージも置いてありますので
足の踏み場もなくなった玄関
それでもどうしても見捨てる事のできない場所での
保護でした

明るい時に写真を撮ると
池のふちはこんな感じで
赤い丸のあたり子猫2匹がいました

昼間は肌が焼けるような暑さ
いつからこんなに夏が暑くなったんだろう

右側は大きなため池です
山の緑が生き生きとしていて
淡路島の山は本当にきれいなんですよ

翌日は仕事の帰りに探しに行き
猫の鳴きまねをしてみると
池の反対側の急な斜面の下から
声が聞こえてきました
生きてた!

日暮れ前ですが気温は下がっておらず
子猫の体力も限界なのでは
山のふもとまで探しに降りようとしたら
スズメ蜂がいたので
夜だと気づかずに巣に近づいてしまったかも
これ以上進むのは危険と思い
捕獲機を車に取りに行き
また斜面を降りて行くと
子猫がコンクリートの上に来ていました

ペタンと体を寝かせているので
暑さでしんどいのか
衰弱してきているのか
子猫のすぐ近くに捕獲機を置き
斜面を上がってきた時に入るかもしれないので
もう一つ捕獲機を置き
待ってみました

もう一度見に行くと姿が無く
日が沈むのを待って
このまま捕獲機を置いていく事にしました
帰宅して、夕ご飯を作り
洗い物して、洗濯して
10時に雑貨屋さんと捕獲機を見に行きましたが
子猫は入っていませんでした
お腹が空いていたら入るはずなのに
捕獲機を撤収しました
(日が昇れば、ここに人が入ってくるかもしれないので)
もしかしたら、最初に保護した仔猫は
兄弟より先に捨てられ
今探している子は捨てられたばかりで
まだお腹が空いていないのでは?
お腹の空いた子猫は餌の匂いですぐに寄ってきて
捕獲機に入るので
お腹が空くのを待たなければならないのだろうか?
どうか、道に出て来ないでよと祈りながら
帰りました
翌日もまた池の周りを探しましたが鳴き声も無く
夜10時頃にもう一度雑貨屋さんと探しに行きました
道を渡った池とは反対側から子猫の声がします
説明のため昼間に撮った写真を載せますが
実際には真っ暗な中
コンクリートの塀の向こう側、真ん中あたりから
声が聞こえてきました
塀の上に一つ、塀の右側に一つ
塀の左側に一つ捕獲機を置きました

こちらが鳴き真似をすれば
子猫も鳴きますが
そこにいるとわかっているのに
保護できないなんて
もし、捨てられたばかりだとしても
3日間は食べていないわけだから
捕獲機に何で入らないんだろう
夜中1時近くまであきらめきれなくて
じっと待ちましたが
もう、こちらも体力の限界
後ろ髪を引かれながら
帰りました
いつも猫の保護や送迎、脱走した猫の
捜索に協力してくれているF君は
この道を通勤で使っていて
にゃんちさんから、ここで私たちが子猫を探している事を
F君は聞き
F君は1匹目を保護した日に子猫を見ており
この日は最初に見た場所からかなり離れた所で
子猫をみつけ、ドライフードを撒くと
子猫は少しそのフードを食べたそうです
9月2日午前5時40分
にゃんちさんからの電話で目が覚め
F君が今子猫を見たので向かっていると
にゃんむすも寝ぼけながら
「私もすぐ向かうから」と答えたのですが
昨夜1時に帰宅して
メール返信するには遅い時間なので
下書きだけでもと思い返信メール書いてて
寝たのは2時半過ぎでしたので
起きようと思っても
3時間しか寝ていなかったせいか
起きれません
む、無理だ。。。死ぬ
にゃんちさんに電話して
場所を詳しく聞いておきました
でも、これからシャワーして行っても
仕事に行くので探せる時間は10分くらいしか無いので
仕事が終わってから見に行く事にしました
すぐに駆けつけたにゃんちさんが
探してくれましたが
子猫の姿はもうそこには無く
みつけられなかったようです
マムシやスズメバチがいるので
一人での行動は危険なので
山に入らないように伝えました
猫のために早朝から走ってくれたにゃんちさん
ありがとう~~

子猫が鳴いていたのはフェンスのこちら側
F君が撒いたドライフードが雨に濡れて
ふやけて落ちていたのは赤い丸のあたりでした
3日間こちら側にいた子が
こんなに移動するだろうか?
まさかもう1匹兄弟がいるのか?
でも、同じ猫ならたぶんまた
こちら側に戻ってくるだろうから
仕事の帰りに一昨日の晩に鳴き声がした塀の裏側に
捕獲機を置きました
道路から見えないし、日陰になっているので
このまま置いて家に帰りました
捕獲機は平らな場所に置かないと
蓋が閉まらない事が多いので
砂利をほぐして、ワイヤーネットを捕獲機の下に
敷きました

アリがすごい数で入ってくるので
水を張って、重ねた器にささみにチュールを乗せて置きました
この捕獲機は猫が入っても扉を開けてしまうので
見ている時にしか使わないようにしているのですが
猫が入ったら開かない扉の捕獲機を
一つを雑貨屋さんの車に
一つは職場の倉庫に子猫が迷い込んだため
倉庫にしかけてきてしまったので
仕方なく、この捕獲機しか無かったので置く事に
これで入ったのに逃げられたら後悔しそうです
帰宅して、夕ご飯を食べていると
雨が激しく振りはじめました
雑貨屋さんは保護した仔猫を獣医さんに連れて行っていたので
帰り道で捕獲機を撤収してもらうように
お願いしました
子猫は捕獲機に入っておらず
餌も食べてありませんでした
翌日台風9号の影響か
風が強く淡路島の海も荒れていたので
漁師さんが漁に出られないのと
スタッフみんな夏バテでしんどいと話していたため
思いがけず仕事が休みになりました
昨夜の雨に打たれていたら
子猫は衰弱しているのではないかと心配です
午前中の気温の低いうちにと
子猫を探しに行きました
F君の撒いたドライフードがまだ残っており
お腹が空いていたら食べるはず
どうして食べないんだろう
フードの前で猫の鳴きまねをすると
反対側の草むらから子猫の声が聞こえました
か細い消え入るような弱弱しい声

草むらぎりぎりまで車道なので
猫が少し出てきても車にひかれてしまいます
車を停められるのは大きな木の辺りなのでかなり先です
赤い丸のあたりで声がして
車を停めに行き、皮の手袋をして
大きな網も持ち、洗濯ネットをポケットに入れ
走って鳴き声のした場所に戻りました

いました!
道路から見える位置にいてくれて良かった!
1メートル下にいたら見つけられなかったと思います
鳴いてくれてありがとう~
もう、失敗は許されない
子猫と目が合い
逃げだそうとした瞬間
押さえこみました
何があっても絶対に離さないから!

もう暴れる力も無くなっていました
雨に打たれ、骨と皮にやせ細って
体温が低くなっていました
この子も捨てられて1週間、いやもっと時間がたっていたようです
洗濯ネットに入れて
助手席に置いて
運転しながら、撫でて撫でて
「よく頑張ったね!死んだらダメだよ!」と
話しかけ、獣医さんに走りました
最後の力を振り絞って
鳴いたんだね

もう動く事も無く
鳴く事も無く
信号で止まるたびに息をしているか確認して

怪我していないか
触診と血液検査をすぐにしました

右側の前足が腫れていて
毛が抜けている所が火傷のような
怪我をしていて白血球も4万を超えていました
皮膚は壊死しているそうです
見つけた初日に撮った写真とこの子の
体や顔の毛の色を看護師さんと一緒に見て
同じ猫だと確認できました
この子も男の子

この子は保護する前から
名前を決めていました
スイメイ
必ず2匹とも保護できるようにと
願いを込めて、2匹で一つの熟語になるようにと
先に保護した子をサンシ君
2匹の名前を合わせると
【山紫水明】さんしすいめい
美しい自然の風景をさしていうことば
山は日の光で紫にかすみ
水は清く澄んでいるようす
2匹とも保護できたから
今日は山を見て美しいと心から思えました
F君が見つけてドライフードを撒いてくれたおかげで
保護できました
F君いつもありがとう

サンシ君はまだ痩せていますが
元気いっぱい、じゃれて遊ぶようになり
とても甘えん坊さんです
名前、三枝師匠からだと思った?
乳歯が抜け初め永久歯が生え始めているので
4か月くらいでしょうか
体は小さく2~3か月にしか見えませんが
これから沢山食べて大きくなろうね
サンシ君、スイメイ君
運命を感じた方いませんか?
頑張って山で生きていた子たちに
ずっとのお家と家族の愛情を
スイメイ君は腕の治療で入院中です
兄弟を引き離したくないと思う里親様も多いのですが
1匹で迎えていただいた子たちも
里親様のご家族になり愛情いっぱい受け
幸せになっています
どちらか気になる子がいましたら
ご連絡お願いいたします
もちろん2匹一緒も嬉しいです

前回の記事に載せたうず丸君
(高速の橋げたのたもとにいた猫さんです)
8月23日に保護して
病院で入院中もじっと固まっていて
3日目にようやくご飯少し食べ
預かりのまもちゃんのお家でも
緊張していてまもちゃんを心配させていましたが
保護されて10日目のこの日の動画を見てください
まもちゃんからのLINEに
『今、うず丸君がゴロゴロしてくれたんです!
3歩進んんだかな、と思ってた矢先のジャンプ!
だったので
嬉しくて嬉しくて
鼻水ダラダラ泣いてます
私(笑)』
まもちゃんありがとう~!
捨てられて、怖い思いをして
痛い思いをして
自分がこれからどうなるのか
不安と絶望のうず丸君が
まもちゃんの愛情で心の氷が溶けましたね
キュンときた方いませんか?
うずまる君の運命の里親様を
探しています

むぎちゃん(元ソルティちゃん)の
FIP闘病、治療に
沢山の方が応援してくださいました
里親さまも本当に大変だったと思います
ご支援してくださった皆様
そしてむぎちゃんのパパさんママさん
本当にありがとうございました
むぎちゃんの元気な姿にこれからきっと
FIPと戦う猫ちゃんとそのご家族に
大きな希望を与えてくれると思います
2020年8月会計報告
8月も沢山の方にワンニャンクラブに、
にゃんむすびにご寄付をいただきました
本当にありがとうございます
怪我や病気で治療する子たちに
出来る限りの事をして上げられる事に
感謝の気持ちでいっぱいです
預かり先の猫たちも増え
消費するフードや砂も買う事ができます
皆様が大変な思いをして稼いだお金です
大切に使わせていただきます
加古川市 ネコノヒタイジムショ様 4000円
横浜市 S.I様 3000円
神戸市 M.M様 5000円
淡路市 M.S様 3000円
南あわじ市 H.K様 3000円
四万十市 S.K様 30000円
東京都 POPTEKO様 9000円
収入 67000円
支出 220079円
ご支援のお願い
ゆうちょ銀行からの振込み
口座記号番号 00990-2-305364
口座名称 にゃんむすび
他の銀行からの振込み
ゆうちょ銀行
店名(店番) 〇九九 ゼロキュウキュウ (099)
口座名称 にゃんむすび
口座番号 0305364
預金種目 当座
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