2017年最後の保護猫は・・・

明けましておめでとうございます

 

新しい年が始まりました(ブログ下書きしてた時は

年があけたばかりでしたが(;´▽`A 気が付けばもう10日も過ぎていたのね)

 

年末も年始もお休みの無い保護部屋ですが

 

嬉しい卒業もあり、新たな出会いもあり

 

いつもとかわらないドタバタな毎日です

 

初詣におのころ島神社に行き、神様に

 

沢山のご縁が猫たちにあった事、たくさんの人に助けていただいた事

 

感謝の気持ちを伝えてきました

 

そして猫たちの良いご縁とおだやかな毎日を願いました

 

 

写真のキジトラ3兄弟は、先日の記事に載せた廃油の部屋にいた

 

イクちゃん(左手前の子)とその兄弟たちです

 

右がニーチ君男の子、一番慣れてきています

 

左の後ろがフーチちゃん女の子、少し慣れてきました

 

最初に保護したイクちゃんが一番怖がりでいつも固まっています

 

 

 

 

 

もう1匹いた兄弟の長毛のニニ君は

 

一足先にお迎えがありました

 

(獣医さんにワクチンに連れていった時に、先生から

 

「名前は保護した日付からですか?」と聞かれました

 

そう、イクちゃんは19日、フーチとニーチは21日、ニニ君は22日に保護したのでした

 

 

ニニ君と一緒にトライアルに行ったのは保護主さんのお世話になっていたむつきちゃん

 

里親様からの写真が届きました

 

 

猫のこたつや猫用のドアが壁に作ってあるなんて

 

猫大好きなご家族と写真だけでもわかりますね

 

怖がりのニニ君も猫とはすぐに仲良くなれるのね

 

 

トライアルを終了して正式にお迎えしていただけました

 

幸せの橋を渡って京都っ子になりました

 

ニニ君はリンゼ君に、むつきちゃんはシフォンちゃんになりました

 

ニニ君、むつきちゃん卒業おめでとう

 

 

 

これからむつきちゃんの兄弟の

 

ペロ君、ロイ君、マロ君の里親さん探しもしていきます

 

 

 

捕獲機ごと置いていかれたひめのちゃんが

 

2017年は最後の入居猫さんだと思っていましたが

 

まさか、こんな時にまた出会ってしまうなんて。。。(12月29日の事)

 

 

保護部屋を出て5分ほど走り、信号待ちをしていると

 

ボロボロのよごれたモップのような長毛の猫さんが横切りました

 

 

ちらっとこちらを向いたお顔を見ると、目のあたりが真っ黒

 

目がつぶれているの? 何か付いているの?

 

 

 

保護部屋はいっぱいで、隔離部屋にも丸顔兄弟やポロがいるし

 

階段には疥癬治療中だったリースもいて

 

廊下の非常時のゲージにはひめのちゃんが入っていたし

 

ごめんね、今は保護してやれないよ

 

 

信号が変わり、家に向かって車を走らせましたが

 

あんな場所でこれからあの子はどんな生き方をするのだろうか

 

 

長毛の猫は数も少ない事もあり、里親募集サイトに載せると

 

申し込みは多いので、きれいになったらきっと里親さん見つかるんじゃないだろうか

 

 

いやいや、、エイズや白血病なら結果的に長いゲージ生活になるなら

 

自由な外での生活の方が良いのではないか

 

子供の頃に飼っていた猫が目の上が化膿して死んだ子を思い出していました

 

抗生剤の注射1本で化膿をおさえる事ができると思うと

 

せめて怪我の治療はしてあげたいと

 

 

そんな事を思いながら気づいたら

 

向きを変え、Uターンしていました

 

 

駐車場の中と外を行ったり来たり

 

目的も無く、トボトボと歩く姿が

 

にぎやかだったクリスマスや、年の瀬の騒がしさの中なんだかなお寂し気に見え

 

せめて目の黒いのが何か確かめたくて

 

近くに行って焼きかつおを置いてみました

 

 

眼球が見え、かさぶたのような

 

怪我をしているのはわかったけれど

 

真っ黒なかさぶたが以前ネットで見た扁平上皮癌のようにも見えて

 

 

アビもですが、癌と分かったらきっと里親様が見つからず

 

保護部屋で最期を迎えるのだろうか

 

呼べば近づいてきて、全く慣れていないわけでは無いけれど

 

警戒しているので捕獲機を置きました

 

 

 

保護部屋に戻り、廊下のひめのちゃんの横のゲージにこの子を入れました

 

廊下は日が当たらず、日中もとても寒く

 

外にいたらお天気の日はここより暖かだろうね

 

全く鳴かず、暴れる事も無く

 

小さくシャーと一度言いました

 

 

光を当てると血がにじんでいるのが分かりました

 

翌日獣医さんで抗生剤の注射とワクチン接種をしていただいて

 

傷が良くなっていけば怪我でしょうと

 

治らないようなら検査です

 

眼球が赤くなっているのはブルーアイだからです

 

右目は黄色なのでオッドアイの白猫です

 

 

 

 

 

 

真っ白になったらきれいな羽のようになりそうで

 

名前を美羽(みう)ちゃんとつけました

 

かさぶたは乾いてきています

 

2017年最期の入居は美羽ちゃんでした

 

パンチは出ませんが怖がってシャーと言います

 

ふっくらして見えましたが背骨を触ると痩せているのがわかりました

 

どこかで少しは食べる物をもらえていたんだろうか

 

 

 

ひっつき虫がからまってお団子になってる毛をハサミで切って

 

ところどころ毛が短くなっていますが

 

もう少し慣れたらブラシかけてあげようね

 

 

今日は12月の会計報告も一緒にする予定でしたがタイムリミットです

 

すみません、次回の記事でご報告させていただきますね

 

たくさんの方がご支援を続けてくださり

 

パルボの子たちの治療費も無事に支払う事ができました

 

 

 

本当に沢山の人に保護部屋の猫たちは助けられ

 

命を繋いでいただいています

 

スタッフみな感謝の気持ちでいっぱいです

 

ありがとうございます

 

今年も不幸な目に猫たちが合わない事を祈り

 

1匹でも多くの子たちが幸せになりますように

 

精一杯頑張りたいと思います