許せない出来事

今年もジメジメの梅雨時に淡路島でパルボが発生しています

 

ワクチン接種ができない小さな子猫たちは

 

わずかなウィルスも体に入ると一気に増殖し

 

死にいたります

 

私達が一番恐れているウィルスです

 

預かり先にも保護部屋にも

 

ワクチンがまだ未接種の猫たちが沢山いました

 

生後50日~2カ月で1回目のワクチンを全頭にしていますが

 

今年は小さな子が多く不安な毎日です

 

 

写真の子猫たちは金と銀のキジトラ姉妹

 

うき、るく、うおとぎ、うるぎ

 

離乳食を食べていますので留守時間が短いお家でしたら

 

お世話もずいぶん楽になりましたので

 

今のこの一番可愛い時期に里親様に

 

お迎えしていただけると嬉しいです

 

おくうちゃんの7匹の子供たちのお世話が

 

やっと終わったにゃんちさんが預かり育てています

 

 

 

 

保護部屋の前に子猫がいると

 

保護部屋の横のお店に来ていたお客さんが教えてくれました

 

保護部屋と知っている人が置いていったのかもしれません

 

どこから来たかわからない子猫

 

すぐに捕獲機に入り、廊下にまたゲージが一つ増えました

 

感染する胃腸炎のような風邪が保護部屋で流行っていたので

 

部屋の中に子猫たちを入れられず

 

人が多く行き来する廊下に隔離前の

 

子猫を置かなければいけない状況

 

もう、この時点で保護部屋としてダメですよね(>_<)

 

多頭飼い崩壊のような気がします

 

どうかパルボだけは感染していませんようにと

 

入所するたびに祈るのですが

 

捕獲機に入った子猫はパルボに感染していました

名前はソフィール君とつけました

 

背骨がごつごつ手にあたり、とても痩せていました

 

保護された夕方に一度吐きました

 

嘔吐物には虫の足、小枝、ビニール、プラスチックが出てきました

 

外で食べる物もなく、知らない場所に突然置いて行かれ子猫が

 

どうやって生きていくのでしょうか

 

誤飲による嘔吐だと思いますと

 

その日のスタッフへの報告で書いてしまい

 

(毎日、猫たちの様子や薬の事、

 

通院での記録スタッフ全員がわかるように報告をしあっています)

 

この時点パルボを疑っていればと後悔しています

 

翌日食べないと強制給餌、受診

 

翌々日も食べず再度受診、この時パルボである事が便の検査と

 

血液検査でわかりました

 

便は下痢では無く、良便だったのです

 

下痢にならないパルボは初めての事で

 

手袋をして、使ったマットなども使い捨ての物や

 

ペットシーツを使っていましたが

 

廊下に2日間いたソフィールから排出されたウィルスが

 

どこに付着しているかわかりません

 

 

カーテンも、使用済みの毛布やマットもタオル類も

 

毎日漂白剤で一晩漬けこんでから

 

洗濯をしていますが、使用済みの物を全て処分し

 

次亜塩素酸水を保護部屋中に何度も噴霧し

 

パウチの一つ一つ除菌、消毒、文具も掃除用品も

 

拭きとれない物は処分し、ゲージやキャリーなども念入りに

 

ビルコンで何度も洗い、精神的にも肉体的にも

 

本当に辛く、潜伏期間の2週間がとても長く感じます

 

 

 

7月23日まで、猫たちが体調を崩していないか

 

ワクチンしていない小さな子たちは

 

1日おきのインターフェロンの注射をし、万が一感染していた時に

 

ウィルスと戦う事ができるように

 

今できる事をしていくしかありません

 

お腹を空かせたまま死んでしまったソフィール

 

抱きしめてやる事さえできない

 

小さな体で頑張ったのに

 

辛かったね、苦しかったね

 

お空からみんなの事見守ってね

 

 

 

 

毎日保護依頼の電話やメールがすごい数で

 

どこまで受け入れできるのか

 

預かり先が何とか見つかれば

 

命を繋ぐ事ができるのではと

 

 

預かり先の負担もマックス状態が続いています

 

この日は(まだパルボが発生する前)

 

使われていない畑で子猫がうずくまっていた黒い子猫がいたと

 

肋骨もみんな見えるほど痩せて

 

風邪でお顔もぐしゃぐしゃ

 

栄養失調の子たちは目が吊り上がっています

 

 

お腹にはいくつもひっかいたような傷

 

大雨の後でしたので

 

あの雨に打たれたのか砂っぽく汚れていました

 

兄弟もきっといただろうに

 

沢山のカラスがいる場所なので

 

黒い毛のおかげで目立たず助かったのかも

 

しかし、にゃんむすも毎日通る道ですが

 

よく畑の中にいたこの子を見つける事ができたよね

ビフォー、アフター

 

目薬と抗生剤でこんなに可愛く変身します

 

黒猫のジャック君、黒猫フィット君と一緒に里親様が決まりました

 

パルボの潜伏期間のためお見合いを待っていただいています

 

ジャックはパルボで亡くなったソフィール君が入所した時に

 

同じ廊下にいたので

 

生きた心地のしない1週間が過ぎ、もう1週間様子をみます

 

 

 

 

 

 

仕事に行くと、部長から

 

子猫がいると聞きました

 

2日前から鳴いていたそうで

 

保護部屋がいっぱいな事も知っていたため

 

相談できずにいたと言うではないですか

 

 

 

1匹カラスがつついて死んでいくのを手の届かない場所で見たと

 

2日前は側溝のふたがしてある中にいたため

 

姿を見る事もできなかったそうですが

 

今朝はテトラポットが置いてある場所から

 

声がするというので見に行きました

 

こんな場所に捨てられて、食べ物にはありつけないでしょうね

 

 

カラスやとんびが上から獲物を探していました

 

みつかるだろうか?

 

子猫の声は聞こえません

 

 

いました!テトラの右側に小さな茶色の塊が!

 

テトラの下に入って逃げてしまったら見失ってしまうだろうな

 

 

わ~、痩せこけてる

 

仕事が始まるから長期戦に持ち込むわけにはいかないので

 

捕獲機はやめて、虫取りの網で一気に行きました

 

 

暴れる力があるとホッとします

 

まだ生後1カ月くらいかな

 

ここまで痩せるのに1週間くらいはさまよっていただろうね

ネズミみたいね

 

とりあえず水を含めた離乳食を食べてくれたので一安心

 

仕事場に置かせてもらって

 

パートのおばちゃんと「可愛い可愛い」と言いながら

 

夕方まで仕事をして、獣医さんに連れて行きました

 

 

にゃん丸君 茶シロの男の子です

すぐに里親様が決まり、タミーちゃんと一緒に迎えていただけ

 

無理してでも保護できてよかった

 

保護部屋も預かり先もいっぱいな時

 

保護依頼が入るととても辛いです

 

全ての保護依頼を受ける事ができるわけでは無く

 

保護主さんがなんとか命を繋げる場合

 

どうか頑張って里親探しをお願いします

 

もう限界を超えていると感じていますが

 

ぎりぎりのところで必死に生きている子たちを優先しています

 

 

 

 

 

自転車で餌を配っている高齢の男性に出会い

 

その近辺にいる猫の情報をその人から聞き

 

避妊手術をしている場所があります

 

その男性に私の連絡先を教えてあったため

 

知らない女性からにゃんむすの個人の番号に

 

電話がかかってきました

 

 

「○○さんに聞いたんだけど野良猫が子猫を5匹庭に

 

連れて来たから何とかしてもらえないか」

 

と・・・

 

こういう保護依頼が一番多いのですが

 

子猫の数も多く、母猫の避妊手術をしなければならないため

 

春から夏にかけて、保護部屋にも気持ちにも余裕がある時期は

 

子猫を引き取り、母猫をTNR

 

(捕獲して、避妊手術をして、元の場所に戻す)を

 

できる範囲でお手伝いしていますが

 

保護部屋もいっぱいになると断る事が増えてきます

 

捕獲機やゲージを貸して、

 

依頼主さんは自力で頑張っていただくしかありません

 

 

まだこの依頼の電話の時には何とかできるかなと

 

場所も自宅と職場の間の通り道だった事もあり

 

女性の家に猫を見に行きました

 

母猫は庭にいましたが子猫の姿は無く、

 

捕獲機を2台置いていきました

 

すぐに一つの捕獲機に2匹が、もう一つの捕獲機に1匹

 

保護で来たのはサビ猫2匹とキジトラが1匹でした

 

女性は子猫はみんな母猫と同じ色と言っていましたが

 

母猫はムギワラで

 

この女性から見たらサビもキジトラもムギワラも

 

みんな同じに見えるそうです

 

サビ猫のスィートとビター(今は専務と常務)はインスタで

 

里親様に溺愛され、可愛い姿を見せてくれています

 

サワー君も里親様が決まり幸せになりました

 

5匹いたはずの子猫、

 

あとの2匹はその後全く姿を見ないと言っていましたが

 

しばらく捕獲機を置いてもらっていました

 

1カ月もたってから電話がその女性からかかってきましたが

 

信じられない言葉に怒りがこみあげ

 

許せない事が起こりました

 

 

4匹目が捕獲機に入ったから

 

「海水浴場に捨ててきた」と

 

夏は海水浴に来る人でにぎわう観光地ですが

 

捨てられた子猫が生きていける場所ではありません

 

 

 

保護部屋からの帰り道、いつも預かりやご支援や

 

保護部屋の修理で大変お世話になっているTさんご夫婦に

 

ばったり出会い、その事をお話しましたら

 

探しに行こうと言ってくださり

 

広い敷地のどこから探して良いのか途方にくれ

 

猫のいそうな場所を探し回りました

 

女性の家に行き、捨てた場所を再度詳しく聞いて

 

探しに行きましたが見つかりません

 

すると女性がやってきて、ここじゃない

 

あっちの駐車場だと連れて行きます

 

ご主人が猫が嫌いだから捨てたと言っていましたが

 

駐車場に車を停め、

 

「捕獲機から出した時にどっちに走って行きましたか?」と

 

聞くとすかさずあっちと指を差したので

 

この女性も一緒に捨てにきたんだとわかりました

 

 

子猫を保護できたら引き取る話がしてあったのに何故?

 

どうやら最初の子猫の引き取りの時に

 

初期医療費の負担をお願いして

 

とても快く医療費を渡されたのですが

 

4匹目5匹目となるとそのお金がおしくなったようです

 

もう1匹も庭に来ているというので

 

絶対にもう捨てないで!医療費もいらないから捨てないで!

 

と捕獲機を置いていくのが不安でたまりませんでしたが

 

女性に捕獲機を渡しました

 

 

すぐにもう1匹の子猫が入ったと連絡を受け

 

スイートに良く似た子猫が入っていました

 

海水浴場に捨てた子は何色か聞くと

 

みんな一緒の色というので

 

キジトラかムギワラかサビのようです

 

捨てた事を「許してね」と言う女性に

 

「捨てた子がみつからなかったら絶対に許さんよ!」と答え

 

それから毎日、捨てられた子猫探しが始まりました

 

 もちろん女性は一度も探しには来ません

最後に保護したソルティーを入れた捕獲機を並べて置き

 

鳴かせて兄弟を呼び込む作戦もうまくいかず

 

 

ここの海水浴場は広大な敷地ですが見晴らしが良く

 

猫が隠れる場所は夏だけ開いている売店付近か

 

境内の中くらいしかありません

 

道を渡ってしまったら民家があるので見つけるのは不可能だろう

 

どうか捨てられた場所から動かないでいてよと

 

カメラを置いてみると

ガリガリに痩せた白猫の姿が

 

もし捕獲機にこの猫が入ったら

 

私はこの子を放す事が出来るだろうか?

 

そんな不安の中、次に写った猫は

 

キジトラの子猫

 

大きさからいってたぶんこの子に間違いないような気がしました

 

そしてこんな野生動物の姿も

いたちやテンは子猫を襲うので

 

怪我をしなければよいのですが

そしてキジシロの大きな子も

 

この猫は何度も捕獲機に入ってしまい

 

今は大人の猫を保護する余裕がないんよごめん!と

 

性別の確認もしないで放していましたが

 

 

あー、やっぱり白い痩せた子が入りました

 

まだ体も小さく1才未満のようですが

 

同じ日にキジシロも入っていました

 

いっその事、この2匹を放さずに捕獲機を置いたら

 

捨てられた子が入るのではと思い

 

一晩この大人の2匹を放さずに捕獲機を置きました

 

カメラにはもう1匹黒い猫が写っていたので

 

捕獲機を2台置きましたが

 

翌日、捕獲機には黒猫が入っており子猫は入っていませんでした

 

保護部屋からの帰りに毎日探し、深夜に捕獲機を置き

 

 

早朝6時台には捕獲機を確認に行くため睡眠は3時間

 

限界を感じていてもカメラには子猫の姿が写っているので

 

あきらめきれません

 

結局、キジシロのオスは保護部屋の近所の高齢者のご夫婦が

 

短期間なら預かってくれる事になり

 

去勢手術をして戻そうと思っていましたが

 

時間がかかっても良いから

 

里親探してあげてとそのご夫婦から言っていただき

 

里親募集をする事に

 

 

 

大きな体なのに3kgちょっとしかなく

 

この子もじゅうぶんな餌にはありつけなかったのでしょうね

 

松之助、人馴れ修行が必要ですが

 

おとなしくいい子にしているようです

 

敷いてたマットと同じ柄だね!

 

ビビりの松之助です

ファーナ、タク君、ジャックを預かりしてくれている

 

にゃんむす近所の雑貨屋さんが

 

この子も預かるよ~と泣けるような優しさに

 

いつも困っている時に助けてくれる人たちに本当に感謝!

 

オッドアイの白猫のゆきっこちゃん

 

ビクビクしているのですが

 

撫でるとひっくり返ってお腹を見せて顔を

 

こすりつけてくる甘えたさんです

 

海水浴シーズンを前に、閑散としていた海水浴場は

 

資材を運ぶ車、市役所の職員さん、売店のおばちゃんたち

 

除草剤を巻くおじさん

 

一気にがやがやとすごい人や車が出入りし始めました

 

駐車場も朝7時から有料になるのでこれから7時前に来て

 

探さなくちゃ

 

 

猫たちは寄り付かなくなるのだろうか

 

観光客が沢山来るとゴミも出るから

 

もっと猫が集まってくるのだろうか

 

もう急がないとカメラも置けないし捕獲機も置けません

 

働く人たちに猫を保護しに来ている事を伝え

 

海開きするまでの間、カメラや捕獲機を置いてる場所を伝え

 

みんさん協力的で本当に助かりました

 

除草剤をまいてるおじさんが「昨日子猫が死んでた」というので

 

案内してもらうと

 

キジトラの子よりひとまわり小さな子猫が

 

目や内臓をカラスにえぐられて、うじ虫が大量にわき

 

無残な亡骸に

 

 

 

毎日こんなに猫を探して歩きまわっている場所なのに

 

生きて出会えなかった事が残念でなりません

 

やせ細った体で、生きたままカラスにつつかれたのかと思うと

 

こんな死に方をする猫がいなくなる日が1日も早く来て欲しい

 

 

キジトラの子も急がないとと

 

気持ちは焦るばかり

 

 

家から25分くらいかかる場所なので

 

深夜や早朝の往復にも探す時間も入れると何時間にもなり

 

1週間が過ぎると体力的にもう無理なのかもと

 

弱音を吐きたくなっていました

 

会計報告もできず、メールの返信も遅れ気味

 

うっかり大切な事を忘れてしまったり

 

 

それでも餌をおけばキジトラの子猫は毎回写っているのですが

 

横に置いた捕獲機には入らず

 

カメラにはもう1匹キジシロ、黒が写っていた

 

捕獲機を3台置きました

 

車にはもう捕獲機がありません

 

こんな日に限って帰り道で子猫を見てしまったらと

 

嫌な予感がしましたが

 

大人の猫が入ってくれれば、子猫が入る可能性が出てきます

 

 

 

置き餌を全く無しにして

 

匂いのきついウェットを捕獲機の中だけに入れました

 

この日はキャンプしている若者や

 

浜で花火をする人で夜中12時頃まで騒がしかったけど

 

全ての人が帰るのを確認してから

 

どうか入ってと祈る気持ちで帰りました

 

 

 

捕獲機は猫嫌いな人が捕獲機ごと持って行って

 

山などに捨てる事があるため

 

普段は絶対に置いたままにはしないのですが

 

ここで寝るわけにはいかず人目につかない場所に

 

置くしかありませんでした

 

真っ暗な海岸を走っていると

 

草むらに一瞬入り込む小さな生き物の姿が・・・

 

猫の毛の色に見えました

 

 

1台だけ車を乗りあげる事ができるくぼみがあったので

 

たぶん、車をここに停めてポイと捨てられたのかな

 

呼びかけると大きな声で鳴き叫んでいるので

 

お腹が空いているか母猫や兄弟を探しているのか

 

餌を置くとすぐに出てきますが

 

近づくと茂みに入ってしまいます

 

嫌な予感は当たるのよね

 

捕獲機が無い事で、これは今晩この子を捕まえるのは

 

無理そうだなと思いましたが

 

皮の手袋をして、茂みから出てきたところを

 

間髪いれずに飛び掛かって抑え込みました

 

「みぎゃ~~~~~」

 

小さな体でせいっぱい抵抗して

 

皮の手袋を噛みまくる子猫

 

ここで手を放したらもう捕まらないだろうと

 

噛みたいだけ噛ませて、少し抵抗するのをやめた時に

 

キャリーに入れました

 

 

真っ暗な海岸で虫捕り網をかまえて草むらでおばさんが

 

いったい何をやってるんだ?と

 

通りすぎる車は速度を落としながら

 

じ~~~っと見てきます

 

何と思われてもいいのだ

 

子猫の命を守れるのなら

 

 

この子も骨がみんな浮き上がって

 

何日もあんなところで飢えに苦しみ

 

独りぼっちでどんなに不安だった事でしょう

 

 

名前はピノコにしました

 

人が大好きな甘えたのピノコ

 

パルボの事で危険な場所にゲージを置いていたため

 

食が細く、体重が減っているので

 

まさか感染したのではと

 

毎日ドキドキしながら様子を見ています

 

風邪の治療が終わり次第

 

ワクチンはすぐに接種、インターフェロンの注射を1日おきに3回

 

抵抗力、免疫力をあげるため出来る限りの事をしておかないとね

 

ピノコにお申込みをくださった里親様も

 

とても心配しておられます

 

何をあげても完食する事が無いので

 

いろんな物を試していますがちょこっと食べては休憩なんです

 

 

子猫らしく「ごは~ん!ごは~ん!」と

 

ピノコが催促する日が来るのかな

 

 

 

 

海水浴場へ翌朝、捕獲機を見に行くと

 

一つ目は入った形跡がありましたがこじ開けて逃げていました

 

2つ目は

 

 

一度もカメラには写っていなかった長毛の猫が入っていました

 

外で生きるのに長毛の子は毛玉だらけになって

 

大変だろうし、募集をかければ人気があるので

 

この子も何とか預かり先を探せないだろうかと思ったのですが

 

捕獲機の下から乳首の確認をすると

 

お乳は張っていないけど、あきらかに吸われて乳首のまわりの毛が

 

濡れた感じがしていて

 

ある程度大きくなった子猫がいるか、

 

栄養不足でお乳があまりでていないのか

 

子猫はたぶん外では生きていけないだろうけど

 

母猫が帰ってくるのを待っているかと思うと

 

保護するわけにはいかず

 

苦渋の決断、捕獲機の蓋を開けました

 

3つ目の捕獲機は

壁にたてかけてあった古いさびたトタン屋根の隙間に置きました

 

捕獲機の中に猫の影が・・・

 

あー!

 

あの子だ~!

入った~~~~~~(TOT)

 

腰が抜けそうになるほどほっとしました

 

10日目の奇跡

 

海開きする直前に保護できてよかった

 

女性には母猫の避妊手術が残っているので

 

捕獲機を置いていましたが

 

絶対に入らないと言うので

 

捕獲機の回収に行きました

 

電話をしても女性は出ませんでしたが

 

そのまま家に行くと家の前で隣のおばさんと立ち話をしながら

 

「今電話した?」と私に言うので、知ってて出なかったな

 

 

 

母猫はもう入らんわ!と

 

はいはいと捕獲機を渡され、貸していた陶器の器を3つ家の中から

 

持ってきて渡され

 

また秋には母猫が子猫を産むだろうかと思うと

 

避妊手術ができなかった事が残念でなりませんが

 

この人に捕獲機をこのまま置いていく事も不安なので

 

「愛護団体から、猫を保護するために捕獲機を借りて

 

その捕獲機に入った猫を捨てるのは立派な犯罪です

 

警察に通報させていただきますからね」

 

と言うと顔色変えていましたが

 

 

この女性が自分で捕獲機を買ってきて、

 

これからは自分で捕獲して捨てると言うので

 

返してもらった捕獲機を地面に何度もたたきつけ

 

これ以上出ないほどの声で叫びました

 

捕獲機の中の陶器が全部割れて

 

すごい音と、大声を出して発狂したにゃんむすを見て

 

女性と隣のおばちゃんは

 

ひゃ~っと家の中に逃げ込んで行きました

 

 

許せない!

 

何でこういう人がいるんだろうか

 

 

 

 

 

前回生まれた子猫たちはカラスにやられ、

 

2匹ボンネットに入っていたのを

 

知らずに車を発進し落ちた子猫をひき殺してしまったと

 

女性は言っていました

 

 

 

今幸せにしているスィート、ビター、サワーや

 

保護できたソルティ

 

 

 

 

生きててくれたヤミー

 

 

 

あの女性にも最初はこの子たちを

 

助けたいという気持ちがあったはず

 

理解に苦しむ行動に大変な思いをヤミーも私もしましたが

 

 

お腹いっぱい食べ、くつろぐ姿を見ると

 

この子達に人間の醜い気持ちを感じさせてはいけないな~と

 

思ったりするのです

 

 

 

でも、保護依頼が多く昨日だけでも6件!(;´Д`)

 

ミルクっ子を2匹保護した方

 

赤ちゃんがお家にいるようで

 

きっと大変だと思いますが、保護して連れて帰ってきたようです

 

なかなかできる事ではありません

 

小さな命を見捨てずに保護してくださってありがとうございます

 

 

生後2カ月の子猫を保護した方もいました

 

あちこちに声をかけているようですが

 

簡単には里親様は見つかりませんが

 

あきらめずがんばってください

 

 

 

山の中、目の開いていない赤ちゃん猫3匹見つけた方は

 

1匹がカラスに連れて行かれるのを目撃し

 

1匹は内臓が出てしまっているのに生きていたそうです

 

1匹はお尻をつつかれ怪我をしており低体温

 

連休中でしたので診察していただける獣医さんを電話して探し

 

必死に命を救いたいと頑張ってくださいましたが

 

ミルクを吸う力も無く

 

2匹とも亡くなってしまいました

 

子猫の横にはパックのミルクが置いてあったそうで

 

まるで死ぬ事がわかってのお供えのつもりでしょうか?

 

捨てた人にどんなに苦しんで子猫たちが死んでいったか

 

同じ思いさせてやりたいと思ってしまいます

 

 

目の前に死の迫っていた子猫が3匹がいました

 

1匹は里親様が見つかったと連絡があり

 

2匹は預かり先が見つかり無事に救出できました

 

 

観光で淡路島に千葉から来た方からも電話がありました

 

福良の渦潮を見る船の着く近くで

 

白い仔猫が倒れていたと

 

観光で来ているのでもう帰らないといけないと

 

 

ムートンとあーもんさんと

 

出てくる言葉は「どうしよう~」

 

どうにもこうにもならんよね!

 

パルボの事がなければ多少無理するのだけれど

 

保護する事が危険な場合、本当にどうしたら良いのか

 

なかなか答えが出ません

 

いったい何回どうしよう~と

 

つぶやいたか

 

電話かけなおして詳しく聞くと

 

頭をもちあげ、ニャーと鳴いたけど

 

毛がうすくなっている所が赤く

 

動けないのかもと

 

 

誰からも助けてもらえず、そこで息絶えるのか。。。

 

事故に合っていたら今日診てくれる獣医さんが

 

見つかるだろうか

 

 

もう、考えていても仕方が無い!

 

見に行ってくる!

 

と場所を聞いて子猫を見に行きました

 

 

教えられた場所にはもう観光客の姿は無く

 

電話した後、帰ってしまったんだろうね

 

 

 

見つかるだろうか?

 

通りに面した側溝の中ってここしか無いよね

 

 

 

いた!

 

見るからに弱っているような

呼ぶと顔をあげてニャーと鳴いた

 

言われたとおりだね

 

 

近くに人気のジェラート屋さんがあるので

 

誰かが子猫にあげたのか

 

カップが置いてありました

 

その横には、嘔吐物?チョコレート味のジェラートが溶けている?

 

子猫は側溝の下の方に飛び降り、隠れてしまいました

 

動けるね!

 

事故にあったのではと入院治療も覚悟で行ったので

 

少しほっとしました

 

フードを置くとまた出てきたので

 

そっと首をつまみキャリーに入れました

 

背骨がごつごつしていてお腹はパンパン

 

きっと激やせしていたのでしょう

 

連休でにぎわった3日間は沢山ご飯にありつけたのかな

 

どこにも連れて行けず、危険な保護部屋の

 

階段にゲージを置いてこの子を入れました

 

これで万が一パルボに感染したら

 

私に保護されたばかりに苦しむ事になるよね

 

甘えん坊のシャムの血が入っているような

 

青い目、ミミ先と尻尾は茶色の男の子

 

温厚で甘えん坊さんのふふら君

 

運命を感じた方いませんか?

 

 

 

 

何だか走り回ってあっという間に1日が過ぎていきます

 

保護部屋の帰りに、職場の人の知り合いが

 

猫が道の真ん中にいると聞き

 

見に行って見たら交差点のど真ん中で

 

座り込んでいる子猫がいたそうです

 

近づくと逃げてかくれたようですが

 

また見に行くと道のまん中に

 

休みが明けたら漁師さんの車やフォークリフトが行きかう場所

 

捕獲機が無いとパレットの下に入ってしまうと

 

 

にゃんむすがそこへ着いた時にはもう8時を過ぎ真っ暗でした

 

でもね、いるんだな~

 

道の真ん中に!

 

 

 

「お待ちしておりました」と声が聞こえてきそうな

 

 

近づいて見てみると

 

ひどい疥癬に侵されていました

 

 

顔や頭だけでなく、腕にまで広がって

 

かゆくてかゆくてたまらないと思います

 

疥癬は皮膚の下にビセン耳ダニが入り込み皮膚が固くなり

 

死にいたる事もあるのですが

 

レボリューションというノミダニ駆虫薬で簡単に完治します

 

もう、この時間どこにも行き場が無く

 

近所の雑貨屋さんの玄関に隔離してもらう事に

 

居間にはファーナ、タク、ジャック、ゆきっこがいるので

 

できるだけ離して、2重のドアがあるので

 

お願いしました

 

 

車に積んでいた大型キャリーに、トイレと水入れなどを設置して

 

これで何とかゲージを運ぶまでの間

 

過ごしてもらいましょう

 

 

目が吊り上がってしまっていますが

 

きっときれいに治ったら

 

可愛いにゃんこに変身しますね

 

写真で見るよりかなり小さい子なんですよ

 

明日を迎える事ができないかもしれない環境で

 

今もどこかで鳴いてる子がいるのでしょうね

 

う~ん、もう限界の限界超えているよね

 

目の前の小さな命を救えない事は

 

睡眠不足や疲労なんかくらべものにならないくらい辛いな~

 

 

 

 

 

お見合いが延期になってしまった里親様が

 

待っていてくださる事や

 

保護部屋の猫たちへと支援してくださっている皆様

 

手作りの物や絵、ラインのスタンプなど販売して

 

売り上げから寄付をしてくださる方も増え

 

本当に感謝の気持ちでいっぱいです

 

ラインスタンプは淡路ワンニャンFriendで

 

検索してみてね(公式ではなくクリエーターズです)

 

 

 

 

ラインの販売からもご支援をウシマルたちの里親様が

 

ご支援してくださっています

 

 

インスタやメール、ラインで届く卒業生たちの幸せが

 

私たちの活力になり、頑張る事ができます

 

会計報告遅くなってしまいすみません

 

一言メッセージも続けたかったのですが

 

イニシャルだけでの掲載になってしまいました

 

 

 

 

 

 

ワンニャンクラブのホームページが出来ましたので

 

ワンニャンクラブへの物資のご報告は

 

あーもんさんのブログ

 

寄付金は

 

淡路ワンニャンクラブのホームページで

 

ご報告させていただいております

 

にゃんむすびへの振込は淡路ワンニャンクラブの猫たちの

 

医療費、備品など、外で頑張る猫たちへと

 

新シェルター移転への積み立てをさせていただきますので

 

これからもよろしくお願いいたします

 

 

 

 

4月5月6月の会計報告

西宮市 A.I様 10000円 大仏君、テンサちゃん里親様

横浜市 S.I様 2000円

姫路市 M.T様 2000円

京都府 S.U様 10000円 ふみちゃん、ギンナン里親様

南あわじ市 Y.N様 10000円

大阪市 T.N様 15000円 いちごちゃん、おなつちゃん里親様

南あわじ市 T.K様 3000円 ハピタ君保護主さん

淡路市 T.U様 10000円 ハルル君、トランちゃん里親様

四万十市 S.K様 30000円

西宮市 K.T様 4000円 おしなちゃん里親様

東京都 popteko様 8000円

神戸市 S.M様 5000円

福岡市 姫丸様 21000円

淡路市 M.S様 3000円 すず君ねねちゃん里親様

 

 

にゃんむすび  収入  133000円

        支出     0円

 

不明 K.O様 3000円

姫路市 M.T様 2000円

不明 Y.M様 5000円

横浜市 S.I様 1500円

京都府 S.U様 10000円 ふみちゃん、ぎんなん里親様

神戸市 M.M様 5000円 コトラ君おごうちゃん里親様

神戸市 Y.Y様 5000円 ウルル里親様

加古川市 11000円 ネコノヒタイ事務所 ジャズちゃん、きなこちゃん里親様

南あわじ市 Y.N様 10000円 

南あわじ市 T.K様 3000円 ハピタ保護主様

四万十市 S.K様 30000円

洲本市 TONEKO様 19135円 ハワイ兄弟保護主様

神戸市 S.M様 5000円

福岡市 姫丸様 3500円

淡路市 M.S様 3000円 すず君ねねちゃん里親様

東京都 popteko様 9000円

 

にゃんむすび  収入   125135円

        支出     95974円

                        医療費、医薬品  12070円

        消耗品、備品    76074円

          交通費       7830円

        

 

京都府 S.U様 10000円 ふみちゃんぎんなん里親様 

名古屋市 T.S様 3000円

宍粟市 K.M様 10000円 カノア君、マカナちゃん里親様

西宮市 J.M様 10000円 ププ丸君、トララちゃん里親様

神戸市 K.I様 30000円 

姫路市 M.T様 2000円 

南あわじ市 Y.N様 10000円

淡路市 T.U様 20000円 ハルル君トランちゃん里親様アイスちゃん保護主様

南あわじ市 T.K様 3000円 ハピタ保護主様

洲本市由良 N様 10000円 

東京都 popteko様 10000円 

淡路市 M.S様 3000円 すず君ねねちゃん里親様

神戸市 S.M様 5000円 

 

 

にゃんむすび  収入   126000円

        支出   129886円

        医療費、医薬品 36292円

        消耗品、備品  93594円

 

 

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    ぺけもり (水曜日, 17 7月 2019 21:52)

    にゃんむすさん、にゃんむすさん。
    いつも本当に猫たちのためにありがとうございます。
    今、泣きじゃくりながらこのコメントを書いています。
    なんで、にゃんむすさんたちのような一生懸命頑張ってくれている人もいるのに、簡単に命を捨てるような酷いことをするような人がいるのか、理解に苦しみます。
    自分にできることを探したり考えたりせずに、人に責任を押し付けて解決した気になっている人が多すぎます。

    寄付額、少なくて申し訳ないです。もっとお力になれるように、私も頑張ります。
    近い内に物資を送りたいと思っているのでまたご連絡しますね。

  • #2

    にゃんむす (木曜日, 18 7月 2019 07:54)

    ぺけもりさん
    いつもありがとうございます
    猫を幸せにと願って、自分が貸した捕獲機で捨てられ、その子が一生野良猫の生活をするのかと思うと何としても保護しなければとあきらめる事ができませんでした。ペケちゃんもかたもりちゃんもお外では生きられなかったよね。家族ができて大切にしてもらって幸せに暮らす姿を見るとお外で頑張っている子も何もかわらない大切な命なのに、害獣扱いされて追い払われ飢えに苦しむ毎日。1匹でも多くの子たちに家族を見つけてあげたいです。ワンニャンクラブのスタッフみんな同じ思いです。いつも支えてくださっているみなさんに感謝しています。本当にありがとうございます

  • #3

    ばろにゃんの母 (木曜日, 18 7月 2019 16:28)

    にゃんむすさん、わんにゃんの皆様の尊い志に感動しました。バロンには毎日たくさんのしあわせをいただいています。できることがあれば、お力添えさせてくださいませ。

  • #4

    たかしま (金曜日, 16 8月 2019 01:42)

    2014年どんちゃん(後にココアちゃんという名前になりました)という子猫の里親依頼をした当時看護学生だったものです。
    ブログは時々覗いていたんですが当時は大変ご迷惑をおかけしました。
    今でもにゃんむすびさんにはじめてご連絡をしたときの一言目に「命を救っていただきありがとう」といわれた事が強く記憶に残っています。
    大変理不尽なことがあったんですね。本当に許せない出来事で悲しくなりました
    少しばかりですが、寄付をします。
    ねこちゃんを家族に迎えたいのですが、居住関係上まだ先になります・・・
    引っ越ししたらどんちゃんを送った時とは逆に迎えたいと思っています。
    大変環境的にも体調を崩しやすい時期です、スタッフの皆様無理せず身体を労わってください