猫のきもち

卒業して、幸せになったおみかんが行方不明です

 

里親様にお腹を見せるようになったおみかんでしたが

 

怖がりで知らない場所で、きっとしばらくは隠れていると思います

 

脱走防止のため庭のフェンスの隙間を埋めようと、レンガを買ってきた里親様が

 

庭に出るガラス戸を開け、庭から家の中のレンガを運ぼうとした時に

 

おみかんが飛び出してしまったそうです

 

スタッフやにゃんむすも探しに行っているのですが

 

全く姿を見かけていません

ポスターを作って貼っていただきましたが↑

 

空き家や倉庫、草むらなど、隠れる場所が沢山ありました

 

呼んで出てくる子ではないので逃げた場所に常にフードと水を沢山置いています

 

捕獲機も置いています

 

 

夜中に1度でも戻って食べてくれたら、きっと遠くには行かずにいてくれるのではと

 

思うのですが・・・

 

 

里親様もご自分を責め、泣いていました

 

淡路島の久留麻にあるマルナカの駐車場のまわりに

 

まだひそんでいるような気がします

 

見かけた方はにゃんむすびの問い合わせかコメント欄にお知らせください

 

食いしん坊のおみかんなので、毎日同じ場所でフードを食べられるとわかると

 

待つようになります

 

捕獲機でないと捕まりません(TNRした時も、怪我をして保護した時も

 

捕獲機を使いました)

 

猫には帰省本能があるので

 

おみかんが生まれ育った南あわじに向かっていない事を祈っています

 

 

脱走は本当に辛いです

 

みなさまも、これから暖かくなり、網戸にする事が増えますので

 

網が破れやすくなっていないか

 

ストッパーを付けているか

 

今一度確認して、猫を脱走させないように気をつけてください

 

万が一逃げてしまった時は、出てしまったドアや窓を開けておき

 

中からご飯の用意をする音をさせたり、名前を呼び戻ってくるのを待ちます

 

 

外で見かけても大きな声をたてずに

 

飼い主であっても、馴れている猫でも追いかけると逃げますので

 

家の中から呼びよせるように

 

お近くの愛護団体や獣医さんに捕獲機を借りて置いてください

 

無い場合はこちらからお送りします

 

 

 

それから、よくリードを付けてお散歩したり、一緒に遠出をしている方が

 

近況報告でも見かけますが

 

いろんな方のブログや、旅行者からの相談で

 

事故にあったりリードが抜けていなくなった猫さんがとても多いです

 

車の中は密室ですが、ドアを開けた瞬間に飛び出したり

 

こんな狭い隙間からは出ないだろうと窓を少しだけ開けていて

 

いなくなってしまったり

 

 

放れた犬が飛びつき噛まれて亡くなった猫もいます

 

トンビが上を飛んでいただけで普段はリードで問題無かった子も

 

パニックになって逃げて行方不明になっています

 

猫のお散歩は絶対にしないでください

 

たった1度の、ほんの一瞬の出来事が

 

その子を一生過酷で辛い野良猫の生活をさせてしまいます

 

にゃんむすも昔飼っていた猫をリードをつけて

 

公園へ車で連れて行き、犬に驚いて逃げてしまった事がありました

 

幸い、見ていた人がリードを掴んでくれたので

 

猫は無事でしたが、もしあのまま逃走してしまっていたらと思うと怖いですね

 

一度そんな経験をしたから二度と猫のお散歩はしませんが

 

その時の事が無ければ、「家の子はリードをつけていれば大丈夫」と

 

言っていたと思います

 

どうかみなさん、脱走には本当に気をつけてくださいね

 

 

丸顔兄弟の母猫をTNRした後も

 

餌をあげている猫のTNR相談や、以前TNRした場所に新たに表れた子や

 

バタバタでしたが、黒猫のおせせちゃん、白黒のおみんちゃん

 

キジトラのおさちちゃん、キジシロの春一君

 

人馴れしていない事や、餌を食べる事ができる場所なので

 

TNRしましたが、この子たちはこれからもずっと過酷な外での暮らしを

 

していくのかと思うと、毎回キャリーから放す時は辛いですね

 

住み慣れた場所に戻って猫たちはほっとしているのかな

 

どうか怪我や病気で苦しんだりしませんように

 

 

弱っていたところを保護され、ひどい膀胱炎で治療を受けていたサム君

 

(左側キジトラ)

 

保護部屋の場所を誰かに聞いたのか

 

サムを連れて保護主さんがやってきました

 

元の場所に戻せなくて困っておられた保護主さんの

 

サムへの思いを聞いて、引き取る事になりました

 

 

右側のキジトラはにいにい君

 

怪我していたのと、腎臓の数値がかなりひどく入院となり

 

退院してからも保護部屋で点滴を続け

 

元の場所に戻せなくなっていました

 

甘えん坊で、ボス猫にいつも追われて、寝床に帰れなくなっていたので

 

里親さんを探す事に

 

検査で腎臓の数値が正常に戻っていたら

 

点滴の治療が終わるので(前回の検査ではほぼ正常まで戻っていたので

 

一時的なものかもしれないそうです)

 

良くなっているといいね

 

 

キジトラの福丸も怪我して保護

 

ブログ読者さまからも戻さないでとメールが何通か届き

 

次々に入居する大人猫に、これからやってくる子猫たちのスペースや

 

医療費などを考え、話合いました

 

口元の柄がなんとも可愛いおよめちゃん(右上キジシロ)

 

保護部屋ではTNR予定で保護した猫の名前に「お」をつけているので

 

名前を見てすぐにわかりますね

 

甘えて、毛布をフミフミする姿を見ると

 

飼われていた子が知らない場所に置いていかれ

 

戻してもどうやってご飯を探すの?

 

(左下のキジシロ)のおゆゆちゃんもほぼ同じ場所で同じ時期に

 

保護されているのでおよめちゃんとは姉妹かな

 

カラーをつけているのはおあらちゃん

 

お腹が異様な形で片方だけ卵のような丸いものが肋骨と後ろ足の間から出ていました

 

避妊手術の時に一緒に治療をしていただきましたが

 

事故で腹壁に穴が開き、筋肉も避けていました

 

もともとあったそけいヘルニアもあり

 

大きな手術となりました

 

術後も痛みがひどく、点滴に痛み止めを入れてしばらく入院

 

今日退院しました

 

夜は誰もいない保護部屋で具合が悪くなっていないかとても心配です

 

下の唇が好酸球菌肉芽腫でめくれたようになっているワオン君(左の茶白)

 

腫れがひいてきて、いい感じに良くなってきました

 

見えなかった前歯が見えるようになっています

 

 

ゲージの中でずっと鳴いていますが

 

抱っこをするとピタリと止まります

 

甘えたくてたまらないワオンも元の場所にはもどせません

 

 

片方の前足が切断されていたエミルちゃん(右サバトラ)

 

フワフワのお布団を敷いてあるせまゲージ内で歩くだけでも

 

血がにじんできてしまい

 

痛い思いをした子なのに、今後の毎日の事を考え

 

肩から切断する事になりました

 

二度とエミルがこんな痛みに耐えなければならない事が起こりませんように

 

 

どこの保護団体もTNRは戻せない子が多く

 

私たちも子猫シーズンの前にできるだけ多くの避妊去勢手術をと

 

頑張っていますが

 

辛い思いをしてきた子たちが、保護されるのは沢山の猫の中のほんの一握りです

 

一生に1度あるか無いかのチャンスが訪れ、保護されたのに

 

また過酷な環境に戻すこのTNR活動は

 

猫が大好きな私たちには気持ちがどど~んと落ち込んでしまいます

 

沢山の猫たちを戻せなくなっています

 

大人の猫たちも運命の里親さんを待っています

 

 

 

 

保護された時は生きようという気力を感じなかった美羽ちゃん

 

今までどんな毎日を過ごしてきたのでしょう

 

2か月を過ぎた頃から、少し顔に明るさが出てきたように感じています

 

 

お腹をなでるとへそ天になって喜んだり

 

窓際に他の猫たちとお外を眺めたり

 

誰も見ていないと

 

爪とぎ段ボールの車に入ってた美羽

 

可愛いな~

 

少し、ここでの生活に慣れてくれたかな

 

 

「みうお嬢」とスタッフに可愛がられ

 

ここではわがままいっぱい言っていいからね

 

(とは言っても、なかなか食べてくれなくて、毎日心配して

 

強制給餌をして大変なのはムートンだけどね)

 

 

 

瞼の傷がなかなか良くならなくて

 

不安がどんどん大きくなっていましたが

 

避妊手術と一緒に病理検査に出しました

 

 

検査結果は扁平上皮癌

 

一番恐れていた病気でした

 

 

以前、たまちゃん2号の耳がただれていた時に

 

この病気をネットで検索して、この癌を患った猫たちの画像は

 

直視できないような物ばかりでした

 

 

獣医さんからこの病気の治療法などの説明を聞き

 

両耳を根本から切断、瞼の半分以上を切除する手術をする事になり

 

早い方が良いと、予約を入れたのですが

 

同じ癌で耳が美羽より悪い状態で来た猫を

 

耳の根本から切る手術をしたと聞きました

 

「その後その子はどうなりましたか?」と先生に聞くと

 

「切ったところから再発しましたが、もうそれ以上切る事ができませんでした」

 

もう一度「その子はどうなりましたか?」と聞くと答えは

 

「亡くなりました」と・・・

 

 

 

保護部屋に戻るとムートンが美羽にa/d缶にアビの癌に良く効いた

 

ケイ素やあがりーペットというサプリを入れて

 

シリンジで強制給餌をしていました

 

美羽の手術の説明をすると

 

「辛すぎる・・・瞼が無くなったらまばたきできるの?」

 

可愛い美羽

 

耳と瞼を切除した美羽を想像すると

 

涙があふれてきました

 

 

どうしても決心がつかず

 

その晩、先生に手術をキャンセルしたいと連絡をしました

 

 

美羽よりかなり進行した扁平上皮癌の猫が

 

薬で驚くほど改善されたのをみつけ、先生に相談しました

 

 

扁平上皮癌治療 ななちゃんのケース

 

美羽はエイズキャリアでもあるし、ななちゃんという猫と

 

同じように回復するとは限りませんが

 

副作用で胃潰瘍になったり、胃腸の障害が出たりするので

 

胃の粘膜を保護する薬を日に1回の物と日に2回の物

 

それから、腎臓の血流量が減る作用があるので

 

2日に1度抗癌作用のある薬を飲ませる日には

 

点滴をして、腎臓の血流量を保つようにしていきます

 

美羽にこの薬が合わなければ

 

また、その時に他の薬を試す事になると思います

 

 

美羽の耳や瞼を切る事を決心できなかったもう一つの理由は

 

美羽が決して若くはない猫だという事でした

 

 

美羽の歯を見ると、上の右の牙が1本、下の左の牙が1本

 

右奥歯は下に1本だけ(腐って取れそうです)

 

前歯も無く、左の奥歯も同じようにひどい状態で上は1本だけ、左奥の下の歯だけが

 

しっかり生えていました

 

食べないのは歯が痛いせいもあるようで

 

抜歯だけする事にしました

 

再発の恐れもある大きな手術はやめて

 

残された時間を少しでもおだやかにと願ってしまうのです

 

 

 

卒業生の里親様から

 

扁平上皮癌だった子の耳を切る手術を受け

 

16才まで生きてくれたとメールをいただき

 

手術したら再発しないで長生きできるのではと思うと心が揺れます

 

美羽が一番望んでいるのは?

 

子猫の受け入れが始まると美羽のケアがどこまでできるんだろうか

 

今でも決してじゅうぶんなケアができていないのに

 

どうか薬が効いて、美羽が幸せを感じる日が来ますように

 

美羽をわが子のように愛してくれる家族ができますように

 

 

 

 

骨と皮だけにやせ細ったキジトラの男の子

 

肋骨も腰骨も全部浮き出てしまって

 

よくこんなに痩せた状態で生きていることができると思うほど

 

 

いったい何日食べないとここまで痩せるの?

 

撫でた手に当たる骨

 

辛かっただろうね・・・・

 

 

 

もう、保護部屋も受け入れできるような状況じゃないし

 

ここでこの子は生きていけるだろうか

 

 

立ち止まると足にしがみついてくる・・・(^_^;)

 

そして、またキジトラ

 

そして、かなり脱水してるよね

 

あれ?タマタマ小さい(去勢してある?)

 

どうしよう・・・

 

どうしよう!

 

どうしよう~~~~!!

 

駐車場に向かって歩いている私の後を

 

どこまでも付いて来る

 

車のドアを開ければぴょんと乗り込む Σ(゚д゚lll)

 

(カリカリをプラスチック容器に入れて音をさせて行方不明のおみかんを探したので

 

座席の足元にいろいろ転がっています)

 

 

もしかして、運送用の車か船に乗り込んで遠くから運ばれた?

 

考えていても仕方がないのでとりあえず獣医さんに行こうか

 

カルテに名前を書くから、いつもとっさに名前を付けているんだけど

 

海にいたので海丸君

 

首の皮をつまんではなした時に、皮が戻らないのは脱水している時なんですが

 

ここまで脱水しているのはすごいと言われたよ

去勢手術がしてあるので

 

たぶん飼われていた子だよね

 

毎年沢山の猫が捨てられる場所なので捨てられた可能性も高いのですが

 

首輪がついていたり、手術がしてある子は

 

警察に届けを出すようにしています

 

愛護センターへも連絡しようと思ったのですが

 

警察からセンターと役所には連絡が行くそうです

 

 

今日、届けを出したので3月30日までが期限です

 

飼い主さんが探していてくれるといいのですが

 

連絡がなければ3月31日から里親さんを探します

 

抱っこすると顔をこすりつけてきて甘えます

 

長い間一人で寂しかったんでしょうね

 

 

前歯が少ししか残っていないし、奥歯の色を見ると5才は過ぎているそう

 

しっぽはまっすぐです

 

去勢してある甘えん坊のキジトラの男の子

 

探している方がいませんか?

 

***追記 海丸君飼い主さんが警察に届けを出していて見つかりました!***

 

外に出した事は無かったそうですが、行方が2月20日よりわからなくなり

 

毎日探していたそうです

 

お子さんも早く会いたいと泣いていて

 

すぐに飛んできてくれました

 

海丸君お家に帰れてよかったね!