TNRできない猫たち

今年の夏は湿気が多くて体調を崩している人が多いですね

 

皆様のおかげで保護部屋にもエアコンが入りました!!

 

猫たちもちょっと遊ぶと口をあけて(*´Д`)はぁはぁ言ってて

 

お掃除しているスタッフもこのままでは

 

冗談ではなく死人が出ると思いましたよ

 

建物の構造上、電気代の事や配線が電気屋さんも首をかしげ(;^_^A

 

スィッチを入れるまでブレーカーが落ちてしまうんじゃないかと

 

ヒヤヒヤでした(隣のお店も一緒に停電になってしまうとエアコンが使えないので)

 

昨年、保護部屋にエアコンをと寄付をしてくださった東京のN様

 

そのお言葉と寄付が無ければきっと今年もこの暑さに耐えなければいけなかったと

 

思います

 

そしてこれだけ多くの猫たちのお世話ができるのも

 

ご支援してくださっている皆様のおかげです

 

本当にありがとうございます

 

 

 

 

受け入れをストップしてからも断る事がすぐに死につながる子が多く

 

途切れる事無く保護部屋に連れて来てもらっているのですが

 

(ご飯を食べる事ができている子や保護されている子たちは

 

なかなか受け入れが難しいのですが)

 

昨日もミルクっ子がやってきました

 

トップの写真の子たちは

 

1匹三毛ちゃんが卒業して映っていませんが

 

農家さんの納屋に母猫が咥えて運んできた子たちでした

 

運んだ翌日に交通事故で母猫は死んでしまったそうで

 

何日も食べたり飲んだりしていないと聞いて

 

捕獲機で保護しました

 

 

もしも運んで来る前だったら

 

子猫たちはどうなっていたのでしょうね

 

サビ猫のクロピが先日トライアルに行きましたが

 

先住のわんちゃんが匂いを嗅ぎに行った時に

 

ものすごい威嚇で鼻をひっかいたそうです

 

里親様は先月子猫を保護して育てていますが

 

その子が初めての猫なので

 

あまりにもすごい威嚇に驚き

 

わんちゃんの目をひっかいてしまったらと心配しておられ

 

一晩たった翌日もずっと大絶叫(電話でお話している後ろからも

 

ものすごい声で鳴き続けていました)

 

クロピちゃんもこのままでは可哀そうと返しに来たいと

 

 

すぐに連れて来ていただく事になりました

 

 

 

 

 

 

その日の朝、漁師さんから

 

子猫が小屋に放り込まれていると電話がありました

 

見に行くと生後3か月くらいの子猫が足元にスリ寄ってきました

 

 

全く人見知りも無く

 

キャリーを出そうと車のドアを開けると

 

 

自分から車に乗って

 

(絶対飼われていた子だと思うのですが

 

後から聞いた話では、魚の市場に捨てられて

 

フォークリフトが行きかう中、ひかれてしまいそうだったと

 

漁師仲間が小屋に入れて行ったそうです)

 

 

キャリーに入っていました(;´▽`A``

 

とりあえず、ノミダニ駆除をして

 

戻ってきたクロピを受け取りました

 

その時、この黒猫を見て

 

この子なら先住猫ちゃんともわんちゃんとも

 

うまくいくかも?と

トライアルに連れて帰ってくださいました

 

 

お家に着くまで車で爆睡して

 

帰宅後はキャリー越しにわんちゃんとご対面

 

少しシャーと言って背中を丸めたそうですが

 

ゲージに移すと悠然と寝そべって

 

マイペースで穏やかな雰囲気と

 

チイクロちゃん家族ができるといいね

 

トライアルがうまくいきますように

 

漁師さんの小屋には3匹の猫が住み着いています

 

ご飯だけもらいに来る野良ちゃんも

 

4匹いるのですが

 

見た事の無い子がやってきました

3日前からどこにも行かずに餌を3匹分くらい食べ続けていると

 

触ると涙がこぼれそうなほど痩せていて

 

ミイラのような背骨のゴツゴツ

 

今までの放浪がいかに過酷だったかを物語っていました

 

漁師さんにここでお世話してあげてねと

 

頼んでいましたが

 

玉が見えなかったから女の子か~

 

かなり年取ってるようにも見えるけど

 

妊娠してしまわないだろうか・・・

 

避妊手術だけはしてあげたいなと

 

後日また見に行くと去勢済みの男の子でした

 

牙も前歯も奥歯もぜ~~んぶ抜いてありましたので

 

ここまでするのは飼い主さんがいるはずだし

 

大切に育てていた子だったんじゃないだろうか

 

 

キャリーにも抱かれて入るし

 

甘えて後をついてきます

 

 

ポロ君と名付けましたが

 

飼い主さんをしばらく探す事になりました

 

警察ではだれもポロを探している人はいないと聞きましたが

 

里親探しをするには

 

2か月飼い主さんが現れないか待たなければいけなくなりました

 

以前は2週間だったのですが

 

 

飼い主さんが見つかればいいのですが

 

ポロ君、検査をしたらエイズ白血病のダブルキャリアでした

 

たぶん、口内炎がひどくなって抜歯をしたのでしょうね

 

 

保護部屋のゲージ生活が長くなるのは見ているのも辛いですが

 

まずは白血病が陰転しないか、インターフェロンの注射と

 

ケイ素を飲ませる事になりました

 

背中とお腹に傷があったので、もし感染したばかりの白血病なら

 

克服できるかもしれません

 

 

ポロ君の一時預かりができる方いないでしょうか?

 

とてもおだやかないい子です

 

飼い主さん探しも続けます

 

 

 

 

 

保護部屋の近くのお寺で母猫が子猫を育てていました

 

このお寺の猫たちは

 

預かりのエムさんが頑張って住み着いている猫たちを避妊去勢手術していました

 

なかなか姿を見せず、警戒心が強いため

 

出産する前に捕まえる事ができず

 

子猫が生まれましたが、何匹かはカラスかとんびにやられてしまったのか

 

2匹の子猫だけになっていました

 

親子3匹同じ日に保護できたので

 

子猫たちは里親さんを探す事に

 

名前は紀州君(キジトラ)と播磨君(黒猫)

 

まだちょっと怖がりますが慣れてきて可愛いです

 

 

お母さんのおゆずちゃんもシャム系で可愛い子なのでできれば里親探しをしたいけれど

 

人馴れしていない事や

 

TNR猫の数が今年はとても多く、引き取った子猫たちのゲージも足りない

 

今の現状では、これ以上大人の猫を引き取る事が

 

子猫の受け入れが出来なくなってしまうので

 

辛い選択ですが、おゆずをお寺に戻しました

 

 

・・・が

 

 

おゆずちゃん、どうやって保護部屋の裏庭が分かったのか?

 

壁を乗り越え、戻ってきました

 

播磨と紀州のゲージの前に来て

 

「お寺に帰るよ、ついていらっしゃい」と優しく鳴いて

 

自分の後をついて来るように促していました

 

子猫たちもゲージから「お母さん、お母さん」と手を伸ばし

 

ついて行きたくても行けないので

 

 

おゆずちゃんは何度も何度も

 

ゲージの前に来ては外に出て

 

まだ戻って子猫を呼んでいました

 

ポロのゲージを組み立ててる時だったので

 

床にゲージの底が置いてありますが

 

その時の動画です

 

 

子猫たちの横にゲージを置くと

 

おゆずちゃんは自分からゲージに入りました

 

あれほど警戒して、捕獲機にもなかなか入らなかった子なのに

 

子を思う母猫の愛情はすごいですね

 

そんな母猫たちから、今までいったいどれだけの子猫を

 

私たちは奪ってきてしまったのでしょう

 

子猫を取られて、避妊手術させられ

 

過酷な外での生活とわかっていながら

 

母猫だけを元の場所に戻す

 

 

 

猫の視線から見て私たちって。。。と

 

思ってしまいますが

 

 

こんな事をしなくてすむ猫たちが幸せな日が

 

いつか来るのでしょうか

 

来てほしいですね

 

 

 

いずれは子猫とも兄弟とも別れて暮らす事になると思うのですが

 

幸せを願って、里親さんを探す事になりました

 

おゆずちゃんも撫でられるようになりました

 

子猫のシーズンはなかなか大人の猫にお声がかかりませんので

 

おゆずちゃんの人馴れ修行をお家でゆっくりしてくださる

 

預かりさんも探しています

 

 

ご飯をあげて、トイレを変えて、毎日おゆずに話しかけ

 

撫でてくださるだけで良いので

 

預かりできる方ご連絡お待ちしています

 

(子猫シーズンが終わるまでの3~4か月で大丈夫です)

 

 

もう1匹預かり先を探している大人の猫がいます

 

多頭飼い崩壊になりそうな(なっていたと思います)家から

 

救出した仔猫15匹、避妊手術のため保護した大人猫7匹

 

子猫たちは7匹里親様が決まり

 

8匹となりました

 

大人の猫は7匹すべて手術を終えましたが

 

写真のおごうちゃんが貧血がひどく

 

治療をしていました

 

 

やっと手術できる体力と血液検査の数値が良くなった事で

 

手術が済んだら元の場所へ戻ず予定でしたが

 

人馴れしている事と、高齢だった事(10歳にはなっているそう)で

 

里親さんを探す事にしました

 

隔離部屋でゲージから出してあげられない

 

ポロ君、おゆずちゃん、おごうちゃんどの子か「預かり出来ます!」という方

 

よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春に生まれたクロタン、キジタン、アニョ、シャシャたちを保護してから

 

ずっと母猫のおねねを探していましたが

 

全く姿を見る事もありませんでした

 

(右手前のキジトラはアネットちゃんでクロタンたちとは

 

兄弟ではありません。アネットは母猫がおらず

 

兄弟3匹で捨てられていたらしいのですが

 

アネットの兄弟は何度も探しに行きましたが保護できませんでした

 

保護依頼をした方から兄弟がまだいると聞いていたのですが

 

保護依頼をするだけで、協力してもらえないと

 

助かる命も助ける事ができません

 

保護依頼のメールは沢山入って来るのですが

 

こちらからの返信に全く返事が返ってこない方もとても多く

 

いったい保護したい猫はどうなってしまったのか

 

やりきれない思いが残ります)

 

 

子猫たちを保護してから

 

ずっとおねねを探していましたが

 

全く姿を見る事もありませんでした

 

探しに行ける時間も限られていますから

 

たぶんおねねが餌をもらいに動く時間が合わなかったのでしょうね

 

 

6月3日に生後1か月だった子猫たち

 

8月15日におねねにやっと出会えた時には

 

おねねのお腹はかなり大きくなっていました

 

 

 

 

 

 

急がないと妊娠してしまうと思っていたのですが

 

まさかこんな短期間に妊娠しているなんて

 

獣医さんで検診してもらったら

 

もう今週中か来週には生まれますよと言われ

 

19日に避妊手術の予約が入れてありましたが

 

スタッフのにゃんちさんが

 

預かってお家で子猫を産ませてくれると言ってくれて

 

お家におねねを連れて帰ってくれました

 

 

20日おねねは4匹の子猫を産みました

 

にゃんちさんのおかげで4匹の命を繋ぐ事ができました

まだはっきりと性別がわからないのですが

 

もしかすると4匹とも女の子かもしれません

 

キジトラ、黒トラ、黒2匹

 

黒の子で女の子を希望の里親様がいますので

 

3匹の子猫たちの里親さんを募集しています

 

今までも保護部屋で出産して

 

子猫の突然死はありましたので

 

お声をかけていただいても無事に育つかは

 

もう少し様子をみてみないとわかりません

 

 

でも、待っていてくれる家族がいるのは嬉しいです

 

おねねはとても穏やかな性格のお母さんなので

 

子猫の体重を計ったり触っても全く怒ったりしないんですよ

 

 

おねねも家族ができるといいね

 

親子でのお申込みも大歓迎です

 

 

サービスエリアに捨てらる猫が後をたちません

 

島民がサービスエリアに捨てに行くのでしょうか?

 

橋を渡って捨てれば戻って来ないと思っている人が

 

高速を使って淡路島に捨てに来ているとよく聞きます

 

 

でも、捕獲機で捕獲されてセンターへ連れて行かれ

 

 

殺処分になるのは知らないのでしょうね

 

 

 

センターへ連れて行かれていない子たちも

 

観光客に餌をねだり、寒い冬は暖かな寝床なんてどこにも無くて

 

事故にあっても怪我をしても耐えるしかない毎日なのに

 

 

せめて妊娠しないようにと

 

たまたま立ち寄って出会った黒猫のオスとラグドール系のメスを見て

 

 

TNRのため再度サービスエリアにスタッフが猫を保護しに行ってくれました

 

たぶん昨年秋~冬に生まれた

 

ラグドール系の女の子は抱っこもできるそうですが

 

この日はキャリーを見て警戒して逃げてしまったようです

 

遠くて何度もすぐには行けないのですが

 

 

黒猫君は保護出来、無事に手術を終えました

 

名前はウク君

 

お腹を見せて甘える穏やかな男の子です

 

この子にも家猫になれるチャンスがあるなら

 

短期間でも里親さん募集をと思い

 

預かり先を探していましたら

 

預かりを期限つきですがしてくださる方が見つかりました

 

 

猫がたくさんいる場所は、全部の猫を助けようと思っても

 

できない事の方が多いので

 

まずは1匹だけ助ける事に集中して頑張って

 

行動する事が今回のように

 

ウク君の猫生を大きく変えます

 

猫はたくさんいても、1匹1匹みんなに感情があります

 

 

ラグドール系の子もまだ保護できていませんが

 

里親さまからのお声があれば嬉しいです

 

 

今まで猫を迎えてくださった里親様も

 

もしももう1匹育てる余裕がありましたら

 

保護部屋のお迎えを待っている猫たちもよろしくお願いいたします