
2か月ぶりのブログ更新です
今年の子猫の保護依頼の数が
あまりにも多くて
もう、焦っても、もがいても
出来る事は限られているので
目の前の出来る事をもくもくとこなしていくだけの毎日です
5月8日に下書きしたままのブログ記事を
そのまま載せますので
え?いつの話?って思うかもしれませんが(;´∀`)許してね
子育てしていたママ猫のななちゃん
出産した時に胎盤がはがれたところの出血が止まらなくて
ひどい貧血になっていました
そのためお乳もほとんど出ていなくて
ななちゃんは手術しないといけなかったし
子猫たちはミルクで育てなければいけなくなりました

物置の中から赤ちゃん猫の声が一晩中続いていたと
保護部屋に電話がありました
もしかしたら母猫が戻って来なくなったのではと
物置をあけてみましたら
箱の中に母猫と小さな赤ちゃん猫の姿が見えたので
「母猫いますよ~」と安心したのですが
やはり、赤ちゃんの泣き声がしています
箱は棚の上にななめになって置かれていたので
どうやら子猫が床に1匹落ちてしまったのでしょう
手の届かない奥の隙間に姿がちらりと見えました
伸縮する孫の手を鞄にいつも入れていましたので
(愛之助を保護した時に手の届かない場所に伸縮できる棒があればと
思ったので、その後でこの孫の手を買って常にカバンに入れていました)

落ちてしまってた子猫は体が冷たくなっていて
生まれてまだ1日しかたっていないのに
大きな声で鳴き続ける事ができたのはすごいですね
落ちたところにモーターにカバーがしてあってブーンと音がしていました
(浄化槽か何かのモーターだと思います)
そのモーターが暖かったからでしょうか
肌寒い夜を母猫の体温無しでよく生きていましたね

母猫が逃げ出してしまわないかドキドキしながら
一刻を争う小さな命
落ちていた子だけを抱いて獣医さんに走りました
ムートンが運転していたので
にゃんむすがさすってあたためて
獣医さんに着いたらすぐに湯たんぽを作ってくれたので
体を温めながらブドウ糖の入った点滴をしました
体を温める事で体温を上げる事さえも
エネルギー源になるものが無いと低血糖で危険なんだとお聞きしました
体温の低下と低血糖、脱水が小さな子猫は命取りになります
元気に鳴いていても、ミルクに吸い付く力が無かったり
どのくらい母猫から離れていたかわからない時は
獣医さんでの診察が本当に重要なんだと改めて思いました

ミルクも哺乳瓶から飲めたので
母猫の元に戻すのですが
たぶん、人に見つけれた母猫は
子猫を咥えて移動してしまう事が多いので
ご近所の人がいつも野良ちゃんが産んだ子猫を捨てに行っているとお聞きしたため
預かりのエムさんにお願いして
親子みんな保護する事にしました
物置に入り、そっと箱のふたを閉めてみましたが
母猫は全く暴れず静かにしていました
ゲージに移動しても子猫に触っても怒る事も無く
なんだかだるそうに横になっていました
おかしい。。。2時間ほど見ている間子猫を1度もなめないし
子猫のおしりからウンチが出てきている
子猫たちは普通は下の方のお乳がよく張って出るはずなのに
一番上の方の乳首を取り合っていました
このまま様子をみていたら危険な気がして
今度は母猫を獣医さんへと走りました
はがれた胎盤のところから出血が続いていて
ひどい貧血でした
「落ちた子が鳴いていなかったら親子6匹全滅でしたね」と
獣医さんが言っていたように
母猫や兄弟を救ったおチビちゃん
すごいね~
みんな幸せになれますように
鳴いていた子はみもざちゃん

すくすく成長中
とっても可愛いですよ

前髪が斬新なふようちゃん
みもざとふようはジャズさんが預かりです
お店をしながらのミルクっ子のお世話
本当に大変だと思います

キジシロのひいらぎ
キジトラのよつば
キジトラのイリス(鍵しっぽ)
この子たちは新しくボランティアに参加してくれたにゃんちさん預かり
ミルクっこばかりが次々と
寝不足の日が続いているので
倒れないか心配ですが
いつも最高の笑顔でお掃除にも来てくれて
本当に頼もしいです
ミルクっこから育ててくださる里親様を募集しています
もうすぐ離乳食も始まるので
この一番可愛い時期を是非一緒に過ごしてほしいです
(追記*現在生後2か月近くなりましたので
ドライフードも食べています。
みもざ、ふよう、オリスは卒業。よつばが7月にお見合い
ひいらぎが里親さん募集中です
母猫のななちゃんがエイズ陽性でしたので
子猫は小さいうちは母猫の抗体に反応して陽性になる事もあります
みもざは陰性、よつばは陰転しかけています。ひいらぎは今は疑陽性
陰転できるようインターフェロンの注射をしています)

山の道で保護したアビちゃん
胸の腫瘍を切除して検査結果を待っていました
とても悲しい結果を獣医さんで聞きました
悪性の腫瘍で、転移も見られ
余命は5か月、もしくはその半分くらいかもしれないと
抗がん剤治療はしないかもしれません
乳腺を取る手術も両サイドとなると2度の手術になり
今のアビちゃんには手術に耐える体力もありません
威嚇とパンチもありますが
そっとなでる事ができました
背骨は今もゴツゴツ、お肉が全く付いていません
救われるのはアビちゃんに食欲がある事
高栄養のフードをあげていますが
こういうフードは癌細胞も育ててしまうのだろうか
ずっとずっと飢えに苦しんでいた子なので
お腹いっぱい食べさせてあげたいです
アビちゃんも兄弟たちとコロコロ転がって
じゃれたりしながら母猫のお乳を飲んだり甘えたりしていた時があったはず
きっと最高に可愛かったでしょうね
どこでどうやってこんな悲惨な状態で
山で発見される事に?
残り少ない大切な命の日々を保護部屋のゲージで過ごすのは
あまりにも見ていて辛い
少しでもアビちゃんがくつろげる場所を見つけてあげたいと思うのですが
ホスピスできる方がいましたら
ご連絡お願いいたします
爪出しパンチがあるので
狂暴な猫を育てた経験がないと難しい子です
背中の両脇がはげてきていて
どうやらなめているのですが
新たな腫瘍が出来ているようにも見えます
痛みがあるとなかなか慣れる事はできないよね
どうして痛いのかアビちゃんにはわからないから怖いよね
それでも、顔を見てにゃーと言ったり
パンチ無しで触らせえてくれる事も何度かあるので
あと少しで心を開いてくれそうな感じです
(追記* 猛獣アビごんと呼ばれるほど威嚇とツバ飛ばしをしていますΣ( ̄ロ ̄lll)
前歯が無いから空気砲でツバが飛んでくるのよね(* ´艸`)
ごはんの催促がもう~すごいすごい
もしかして、病理検査が他の猫と間違いじゃ?と思うほど
元気なんですよ
うん、あと10年は頑張ろうねアビごん!)

もうすぐお迎えのげんじとサク
すっかり仲良しになって
いつもくっついています
保護した時の貴重な写真が壊れたパソコンの中なので
早く修理に出さなくちゃ(;´∀`)
(追記*壊れたパソコンは昨年買い替えて、今回はその新しいパソコンに
コーヒーこぼして壊しちゃったんです(+_+)
先月はカメラが壊れ、スマホが壊れ、パソコンが壊れ
忙しいこの時期にきっと体が壊れるのを身代わりになってくれたんだろうね~
サク君とげんじ君も素敵なご縁がありました
お見合いに来ていただいてから
お迎えまでとても楽しみにしてくださっていましたよ
幸せの橋を渡って京都っ子になりました
サク君、げんじ君卒業おめでとう
もっと保護部屋の猫たちの事を伝えたいのですが
まだしばらく子育て終わった母猫たちのTNRと子猫の保護依頼が
続く間はブログ更新できないかもしれません)

一緒のゲージにいたパンチの出るフーネちゃん(真ん中)が
里親様のお迎えがありました
お家には3匹の先住猫さんがいますが
怖がりで狂暴だった子も1年かけて慣らしたそうです

小柄で可愛いフーネ(本当は風音と書いてふうねですが)
幸せの橋を渡って徳島っ子になりました
ふうねちゃん卒業おめでとう
お家ではゲージも用意していただいていましたが
もうゲージから出て探検もしたようです
これから沢山の子猫たちがやってくると(←もうやってきてるよ~)
大人の猫たちとのスキンシップもほとんどできなくなってしまうので
この時期に大人の猫たちにお声をかけていただける事に
本当に感謝です

昨年保護部屋でFIPを発症したセンターは
余命宣告をされました
いつも不安そうな顔をしていたセンターが
ようやく人に心を開き始め
どうして、こんな病気があるのだろうと
スタッフもみんなこのままセンターが最期を保護部屋のゲージで
迎えるなんてあまにも悲しい
治療が難しいこの病気と知って
埼玉からセンターを迎えてくださった里親様がおりました
名前はアッシュ君になりました
アッシュ君を11月3日にお迎えしていただき
必ず治ると信じ、ずっと獣医さんに通い続けてくださったおかげで
もしかしたら完治したのでは?と思うほど元気なセンターの近況に
きっとこれから大切な家族である猫がFIPと診断された人たちの
希望の光になるのではと思っていました
年が明け、2月14日にアッシュ君は亡くなりました
どんなにこの子が幸せな時間を過ごし
どんなに愛されていたか
そして、ご家族のみなさんがどんなにお別れが辛かったか
保護されていなければ、人知れず飢えや寒さの中
ひとりぼっちで人の愛情も知らずに死んでいたでしょう
アッシュ君はみんなの心の中で生き続けてもらいたいと
なかなか記事にする事ができませんでしたが
辛い治療も頑張って
短い命でも、アッシュ君が生まれてきた事
出会えた事、幸せだった事
そして旅立った事を受け止める事で
永遠の思い出になると思いました

ツンデレのお姫様コハクちゃん
最近とってもスリスリしてくれるようになりました
まだまだ遊び盛りなんですが
はしゃぐと息がゴフゴフして苦しくなるので
猫じゃらしも数分だけおしまいです
コハクちゃんのゲージは棚の幅が狭いので
手足を伸ばして寝る事ができないのですが
保護部屋生活も4年目に突入

黒猫のりえちゃん
保護部屋生活2年目の女の子
最近よくゲージから出て遊ぶようになりました
姫丸さんの作ったベッドが可愛くて
りえちゃんも可愛さ倍増です( *´艸`)
にゃんもっくや、ベッド、にゃん袋など
皆様に注文していただいた物が沢山届きました
姫丸さんからも売り上げより沢山の寄付をいただいております
いつも本当にありがとうございます
みなさんのお家のにゃんこや
お友達のにゃんこにプレゼントにもいいですね
にゃんにゃんにゃんもっくのお店 (注文はこちらから)

こちらはみなさんのお家のにゃんこたちが
可愛い粘土の作品に
作っているのはpoptekoちゃん
売り上げから保護部屋にご支援を続けてくださっています
poptekoちゃんいつもありがとうございます
にゃんむすはハロウィンのにゃんこを
家の猫たちで作っていただきました
箱をあけた時のあの感動はpoptekoちゃんの作品を手にした人にしか
わかりません
もうたまらない可愛いさにいつもスタッフキャーキャーと大変です
一つ一つ丁寧に作っているにゃんこは制作にとても時間がかかります
オーダーしてから届く日まで待っている時間も楽しんでくださいね
4月の会計報告
いつも会計報告が遅くなってしまいすみません
先月も沢山の方にご支援いただき
感謝の気もちでいっぱいです
皆様のご支援のおかげでワンニャンクラブさんへ
沢山の寄付をすることができ、保護部屋だけでなく
外で暮らす猫たちの避妊去勢手術や治療などにも
使わせていただいており
沢山の命を繋ぐ事ができました
保護部屋では医療費だけでも年間450万円かかっていますが
28年度は1年間で223匹の猫と9匹の犬を受け入れ
201匹の猫、5匹の犬の譲渡ができました
小さな保護部屋で仕事や家庭のあるボランティアスタッフ(NPOでは無いので
無償です)だけで
これだけ沢山の犬や猫を救うことができたのは
ご支援してくださった全国のみなさまが
欲しい物を我慢したり、働いて得た貴重なお金を使ってくださっている事
なかなか出来る事ではありません
フードや砂などの消耗品も282万円相当のご支援の物資が届きました
清潔なトイレを保ち、犬や猫たちが良質なフードをお腹いっぱい食べる事が
できました
新聞紙や段ボールも暑い日も寒い日も
軽トラで運んでくださったKさん
61160円の収入になりました
イオンのレジの前で毎月イエローレシートを集めてくださった
Oさん、Kさん、会長さん
イオンよりギフト券102200円をいただき
ごみ袋や、掃除用品、洗剤、プリンターインクなどに換えてもらう事ができました
ワンニャンクラブの会員の会費、会員さんからのご支援が1752758円
にゃんむすびに寄せられた寄付はワンニャンクラブさんへ300万円
フェリシモさんより金額は表示できませんが沢山のご寄付をいただきました
あーもんさんのブログアフェリエイトが235801円
コンサートチケット、カレンダー販売より43800円
県民ボランタリー助成金25000円
本当にすごい金額で、寄付に頼っているこの活動
いつまで続けられるだろうかと不安になりますが
できれば、淡路島で不幸な野良ちゃんや捨て猫が無くなる日まではと思っています
保護部屋の会計はすべてのレシートを保管して、ノートにつけ
監査していただき1円も計算ミスが無いようにと気をつけて
会計やファイリングは猫使いムートンがしていますが
毎日保護部屋でも一番遅くまで残り
家に帰ってから
会計だけでなく、会員への案内のはがき制作、印刷、投函
保護猫たちの1匹1匹のノミダニ駆除、検便、ワクチン、手術の日付や
保護主さん、里親さん情報
全てをエクセルで表にしてファイリングしていて印刷
ムートンも自由になる時間はこの5年間ほとんど無かったと思います
ボランティアスタッフも今年は増えてとても心強いです
支出 5486182円の明細は
医療費 4572960円
消耗品 567564円
印刷製本代 18003円
衛生管理費 32350円
通信運搬費 41636円
賃貸料 145000円
備品 61511円
カレンダー仕入れ 10530円
修繕費 27108円
保険料 6000円
手数料 3520円
(以上ワンニャンクラブさん総会のお知らせより引用させていただきました)
遅くなりましたが
にゃんむすびの4月の会計報告も
5月、6月のご報告も近日中にと思っています
4月の会計報告
現金でいただいた寄付
南あわじ市 K.S様 5000円
大阪府 R.K様 3000円
南あわじ市 M様 10000円
大津市 H.M様 10000円
西宮市 D様 2500円
加古川市 K.Y様 5000円
南あわじ市 nyanmusu 100000円 (動物福祉協会より助成金20匹分)
振込みしていただいた寄付
香川県 T.M様 5000円
姫路市 M.T様 2000円
M.E様 5000円
南あわじ市 K.I様 2000円
山口県 S.U様 10000円
南あわじ市 Y.N様 5000円
金沢市 K.I様 1000円
東近江氏 Y.U様 3000円
神戸市 M.T様 2000円
大阪府 J.K様 2000円
四万十市 S.K様 30000円
明石市 T.Y様 20000円
淡路市 M.S様 3000円
神戸市 M.U様 20000円
手作りの猫グッズの販売でご支援してくださっている方
福岡市 姫丸様 20000円 (にゃんむす部)
東京都 popteko様 7000円
4月 にゃんむすび 収入 272500円
支出 176073円
ワンニャンクラブ 収入 87800円
支出 302261円
コメントをお書きください
モカたんママン (水曜日, 28 6月 2017 09:39)
いつもあーもんさんちのblogを読ませて貰っています。今回の更新を見て辛くなったり嬉しかったり。
ところで質問です。収入にカレンダーの項目があるのですが、カレンダーの販売もされてるのですか❓
年末には毎年どこかの猫ちゃん達のボランティアやNPOのカレンダーを購入しているので、あるなら購入したいです。
アメリオさつきオークチュスままん (日曜日, 09 7月 2017 22:29)
会計まとめお疲れ様です(^-^)
アフェリエイトがこんな凄い金額とは思わずびっくり
これからもあーもんさんとこから買い物入りますね♪
ずっと応援してまーすv( ̄ー ̄)v
にゃんむす (月曜日, 17 7月 2017 21:38)
もかたんママンさん
いつも応援ありがとうございます
カレンダーは私たちがボランティアを始めるずっと前から
ワンニャンクラブでは他の保護団体でつくっている物を購入して
販売していたので、ずっと継続しているようです
本当は保護部屋の子たちのカレンダーも作ってみたいと思うのですが
なかなか制作、販売をする時間が作れなくて
いつか今までのにゃんたちでカレンダーや手帳作った時はよろしくお願いいたします