山道のボロボロ猫さん

ゴールデンウィークも保護部屋にはお休みがありません

 

でも、スタッフみんな保護部屋に来て

 

猫たちのお世話ができる事が生きがいの人ばかり

 

辛い事も多いこの活動ですが

 

嬉しい事や感動する事もたくさんあります

 

何よりもありがたいのは

 

ご支援してくださる方が全国にいて

 

フードや砂や猫たちのお世話に必要な物すべて

 

そして治療や手術に必要なお金を送ってくださって

 

この活動を続けられる事です

 

本当にありがとうございます

 

 

今日の一枚目の写真の赤ちゃん猫はテンテル君

 

先日の記事でも書きましたが

 

あーもんさんがミルクで育てている子です

 

 

ビニール袋に入れられて山に捨てられるところだったテンテル

 

 

小さくても生きているのに

 

小さくても痛みや苦しみを感じるのに

 

小さくても恐怖心もあるのに

 

山にこんなふうに捨てられた子たちが

 

いったいどれくらいいるのでしょうか

 

どれだけ鳴き叫んでお母さんを探しているのでしょうか

 

保護部屋にやってくるのはほんの一握り

 

不幸な猫がいなくなる日を祈る毎日です

 

 

テンテル君は4月24日に保護された時に目が開き始めていたので

 

4月15日頃に生まれた子だと思います

 

ミルクで子育てできる方、又は5月中旬に離乳食で育てる事ができる方

 

運命を感じた里親様のお迎えを待っています

 

 

チックとタックの兄弟猫のお世話は

 

あーもんさんからジャズさんへ

 

ジャズさんからムートンへ

 

ムートンからジャズさんへ

 

ジャズさんからあーもんさんへ

 

この数日は本当に綱渡りのようでした

 

私たちボランティアスタッフにもいろんな出来事や用事があるので

 

助け合ってミルクっ子のお世話をしています

 

 

 

おなかポンポコリンで可愛い体系

 

この子たちはしっかりミルクを飲んでくれるので

 

成長も早いような気がします

 

 

片手に乗ってしまうような小さな子たち

 

小さなうちは兄弟一緒にいる事で

 

いろんな事を学んでいきますね

 

噛み癖も1匹で育った子猫よりかなり少ないようですね

 

できれば兄弟一緒にお迎えしてくださる里親様を探しております

 

 

獣医さんで胃にチューブを通してミルクを飲ませていただいてたコロン君

 

生後4週目に入るのに130g

 

生まれて数日後の赤ちゃんと変わらない大きさでした

 

保護された時にも保護主さんの言っていた生まれた日は

 

間違いじゃないだろうかと話したほどコロンも

 

先日亡くなった兄弟のカランも小さかったのは

 

もしかしたら未熟児だったのかもしれません・・・

 

 

コロンもカランの後を追うように死んでしまいました

 

もしかしたら奇跡が起こるのではという望みを捨てきれず

 

コロンに辛い時間を延ばしてしまっただけではなかっただろうか

 

 

生きていてくれたら必ず幸せが待っているからと

 

頑張らせてしまう事が時には後で後悔する事もあります

 

何度経験しても小さな命が消える事に慣れる事はありません

 

 

コロン、カラン

 

安らかな眠りにつけますように

 

 

 

 

 

 

 

ショッピングセンターの駐車場で母猫と一緒にいたパミィ

 

保護部屋に来てからしばらくの間はシャーシャー、パンチそして噛みつきがあありました

 

やっとなんとか撫でる事ができた時に

 

里親様が先住猫さんのお友達にパミィを決めてくださいました

 

何度も噛まれ、心が折れそうだったとお聞きしましたが

 

今ではこんなにくつろいで、先住猫さんとも仲良しになって

 

玄関にお出迎えもするようになったパミィ

 

トライアル終了して正式にお迎えになり

 

幸せの淡路島っ子になりました

 

パミィ卒業おめでとう

 

 

パミィのお母さんもずっと気になって

 

何とか保護できないか通っていましたが

 

 

警戒心が強く、捕獲機はどうしても入ってくれないので

 

洗濯ネットを何枚か縫い合わせ

 

長い袋状になった洗濯ネットの中にシャカシャカトンネルを入れて

 

トンネルを抜けたところは洗濯ネットの行き止まりのようにしました

 

素早く口の部分を閉めれば捕獲できるはずだったのですが

 

 

階段の前でご飯を食べている時にそっと近づくと

 

いつもは階段の下へ逃げ込むのに~~~( ̄ロ ̄lll)

 

新聞紙でふさいだところに異変を感じたんでしょうね

 

 

くるりと向きを変えてダッシュで逃げて行きました

 

 

またある時は

 

この階段の向こう側には

 

網のフェンスがしてあるので

 

 

フェンスの下から抜け出せないように

 

鳥よけの網を張って一か所だけあけておいて

 

そこに捕獲機を置いてみました

 

 

うまく追い込んで階段の下からそのフェンスの方へ走っていったパミィのお母さんは

 

ありえない狭さのドアの下からくぐり抜けて

 

逃げて行きました

 

 

そうだった

 

猫は顔を横にしたら驚くほど狭い隙間も抜ける事ができるんだった・・・

 

 

 

扉の下の狭い隙間から出ていったんですよ

 

扉の左側は鳥よけのネットでふさいでおいたのですが・・・

 

 

もうあきらめようかと思ったけれど

 

またここで子猫を産み、お店の人に追い払われながら生きていくのかと思うと

 

何とか妊娠してしまう前に避妊手術をしたい

 

 

 

 

鳥よけのネットでは不安だったので

 

100均の金網ネットを沢山買ってきて

 

結束バンドでしっかり出口を塞ぎ

 

扉のせまい隙間も今回は全部塞ぎました

 

隙間が広く出やすい場所を開けておいて

 

捕獲機を置きました

 

ここまで書くと保護できたと思ったかもしれませんね

 

何か危険を察知するんでしょうね

 

階段の近くにも寄り付かなくなって

 

夜遅くまで粘りましたが保護できず

 

 

パミィのお母さんのお腹が大きくなってきたので

 

この駐車場へ通うのをやめました

 

 

4月25日あたりに出産し、28日からまた餌をもらいに来ていると

 

餌やりの人から聞きました

 

でも、昨年産んだ場所とは違う方向からやってくるので

 

今年はどこで子育てをしているのでしょう

 

いずれここへ子猫を連れて来るでしょうね

 

子猫が小さなうちに親子で保護できればと思うのですが

 

そんな頃は保護部屋も子猫でいっぱいになって

 

お世話で目の回る忙しさになっているでしょうね

 

なかなか捕獲に時間が取れない時期だものね

 

 

 

昨年ここで子猫が生まれているという情報があっても

 

保護しに行けなくてパミィたちを保護できなかったから

 

今年も同じ事の繰り返しになってしまうのか・・・

 

なんとかしたいな~

 

 

 

 

何の動画?

 

と思いますよね

 

これはにゃんむすの家から5分ほどの山道です

 

保護部屋に向かう時に使う道ですが

 

民家が無く、猫を捨てる人が後をたたない場所があります

 

 

くねった山道は車を停めるところがほとんどないのですが

 

池の脇に車が2~3台停めることができる場所があるのです

 

この日も車を停めている人がいたので

 

猫を捨てに来たんじゃないだろうねと

 

バックミラーでもガン見してしまいます

 

 

と、その時左側のガードレールの隙間から

 

野生動物では無い、どう見ても猫!の姿がちらっと見えました

 

 

かなり先まで行かないとUターン出来ないので

 

一旦通り越して戻るまでに姿を消さないでよと祈りながら戻りました

 

 

先ほど車を誰かが停めてた場所が空いていたので

 

駐車して、猫の姿を見た方へ歩いていきました

 

 

 

駐車できる場所から少し離れていたけど

 

この写真で言うと確か白い車の横らへんにいたはず

 

 

いました!

 

車から見ても痩せているのが分かったけれど

 

近くで見ても何日も食べていないのが分かります

 

 

にゃんむすの方に向かって歩いて来ました

 

捨てられる子は飼い主には馴れていたから

 

ここへ運ぶ事ができたはず

 

でも、2メートルほどまで近づいたら

 

逃げようとしたので

 

車道に出たら車にひかれてしまいそう

 

 

 

捕獲機に入るのにたぶん1分かからなかったと思います

 

京都のFさんからいただいたこの捕獲機

 

とても静かに扉がしまります

 

一瞬扉が閉まった時に出口がふさがっているのを見て驚いていましたが

 

よほどお腹が空いていたのでしょうね

 

そのままフードを食べ続けていました

 

長毛の子なのでわかり辛いですが

 

骨が浮き出て毛がパサパサでした

 

この時期メスなら妊娠しているか子育てをしている猫が多いので

 

まさか妊娠して捨てられて、この山の中で出産していないだろうか

 

 

もし出産していたら子猫を探さないと

 

捕獲機の脇から棒でしっぽを上げて

 

オスかメスか確認すると

 

タマが無いからメスだとわかりました

 

捕獲機から出られないとわかるとかなり激しく威嚇するので

 

素手では触れません

 

 

 

棒で今度はお乳が張っていないか

 

吸われたあとが無いか見てみると

 

 

 

 

お乳ははっていないけど

 

胸の皮がむけて赤く盛り上がって血が出ていました

 

敷いてあったマットにも血が付いていて

 

怪我というよりは何かできもののような・・・

 

 

休診日でしたが、いつもお世話になっている獣医さんに連れて行き

 

診ていただけ

 

「たぶん乳腺腫瘍でしょう」と

 

痩せているので体力が心配ですが

 

腫瘍を切り取り、病理検査、血液検査、ウィルス検査、避妊手術をしていただく事に

 

なりました

 

 

仔猫シーズンが始まるこの時期に

 

今後の治療もたぶん大変であろうこの子の事を

 

保護して良かったのだろうか

 

大人の猫の保護は難しく

 

(この道も民家のある所でも猫は毎日のように見かけますが

 

保護には踏み切りません)

 

 

TNRのたくさんの猫たちも保護してやる事ができなかったのに

 

この子をあのまま山の中で見捨てる事はできませんでした

 

 

 

名前はアビちゃんとつけました

 

アビちゃん、退院してきたらガーゼ交換とかできるだろうか

 

捕獲機の中から飛び掛かる威嚇に

 

「ひゃ~っ」と声が出てしまったけど

 

威嚇する元気があるのはなんだかホッとしてしまいました

 

よだれも出ていて、舌がすぐ出てしまうのは

 

口内炎があるのかも

 

 

 

乳腺腫瘍を調べると悪性の物が多く、再発もかなりの確率で起こるようです

 

今回は片側の乳腺すべてを取り除く手術ですが

 

もう片方の乳腺も転移している可能性があると先生から聞きました

 

(たぶん、腫瘍がこれだけ大きく、破裂している場合

 

かなり進行していると思います)

 

少しでもアビちゃんが幸せを感じる事ができ

 

飢えに苦しむ事無く

 

穏やかに暮らせる日が来ますように

 

 

 

船長のこの幸せそうな写真

 

長い保護部屋生活でしたが

 

運命の里親様に出会え

 

本当に嬉しいです

 

 

 

船長をこよなく愛していたボランティア仲間のKさん

 

病気がわかり、入院した時はみんなで心配しました

 

 

退院して、またボランティアに来てくれた時

 

いつもの笑顔で車を降りてきた彼女に

 

「良かった~~、心配してたんだよ

 

元気になってほんと良かった」と言うと

 

「実は胃がんのステージ4で末期なんです

 

治療もできないんで」と

 

 

 

絶対に治そうと

 

頑張ってきました

 

具合の良い時、悪い時があって

 

保護部屋に来た時はいつも笑っていろんな話をしたよね

 

Kさんが来てくれると猫たちの爪切りやブラシをかけてくれて

 

なかなか行き届かないケアを気が付いてやってくれていたから

 

今も爪が伸びてる猫たちに

 

「Kさんが来ないと伸びちゃうね」と

 

 

 

保護部屋になかなか来る事ができなくなって

 

ムートンが毎日船長の写真を送っていました

 

そんなある日、船長にお申込みが入り

 

素敵な家族が船長にできました

 

その1週間後

 

Kさんは亡くなりました

 

まだ40代前半で、これから沢山一緒に頑張っていく事ができると思っていました

 

本当に頼もしくて、優しくて、楽しくて

 

大好きな人でした

 

 

 

船長の里親様とご縁を結んでくれたのは

 

Kさんだったのかな

 

 

また会える日まで

 

みんなの事、猫たちの事見守っててね

 

Kさんありがとう

 

 

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    ぶるーショコラ (水曜日, 03 5月 2017 08:49)

    Kさま、今は安らかな眠りの中、みなさんや猫さんたちを見守っていらっしゃるのでしょうか。
    暖かな陽だまりの中、たくさんの猫さんたちと一緒に過ごして微笑んでいらっしゃるお姿を想像しています。
    船長君がのびのび暮らしている姿を見て、きっと安心していらっしゃることでしょう。
    今はゆっくりとお休みください。

  • #2

    ひがが (木曜日, 04 5月 2017 01:41)

    生きてる子猫をビニール袋に入れて捨てるってどんな神経なんでしょう
    物じゃないのに・・・きっと生きたいって一生懸命鳴いていただろうに
    ひどすぎます
    カランちゃん、コロンちゃん残念でしたね
    皆さんのお気持ち考えると言葉が見つかりません
    小さな命を守って行くのは本当に大変ですね
    アビちゃん、少しでも元気になってほしいです
    にゃんむすさんと出会ったのは神様が治療してあげてと
    結びつけたような気がします
    Kさんのことお悔やみ申します
    まだお若いのに・・・
    船長くんの長い保護部屋での暮らしを見守ってくれてたんですね
    里親さんが決まってどんなに嬉しかったことでしょう
    天国で猫ちゃんたちに囲まれているかもしれませんね
    皆さんの活動がもっと一般の人に知られて
    小さな命を粗末に扱わないよう
    安心して猫たちが暮らせる淡路島になるよう
    願っています
    皆さん、お体に気をつけてくださいね

  • #3

    アメリオさつきオークチュスままん (金曜日, 05 5月 2017 16:30)

    Kさん、カラン&コロン、痛みのない世界でゆっくり休んで下さい(/_;)
    みなさんも無理しないでね
    アメリオの点眼が頻回じゃなくなったら、また掃除に行くから
    その日は誰かお休みしてゆっくりしてね(*^^*)

  • #4

    ももしゃん (土曜日, 06 5月 2017 17:02)

    Kさんのご冥を福心よりお悔やみ申し上げます。
    やさしくて、猫思いで、神様はどうしてこんなに早く天国に連れて行って
    しまうのでしょうか。
    パミィちゃんのママちゃん、小さくて賢くってたくましい。
    にゃんむすさんの行動力、熱意に頭が下がります。
    アビちゃん、もう大丈夫だよ。頑張って治療しようね。
    子猫も成猫もみんなが幸せに、ほんとの家族が見つかりますように。
    スタッフの皆様、どうかお体ご自愛くださいませ。